特許

J-GLOBAL ID：200903054043267998

画像形成装置

発明者： 中山 純一
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 倉橋 暎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-192893
公開番号（公開出願番号）：特開平10-020576
出願日： 1996年07月03日
公開日（公表日）： 1998年01月23日
要約：

【要約】【課題】 中間調の高い定着性を確保するとともに、中間調の高い階調再現性を得ることを可能とした画像形成装置を提供することである。【解決手段】 画像形成装置本体は、入力された画像のデジタル信号に対し、2値と多値に画像処理を切り替えて行なうことができる制御用CPU12を備え、さらに装置本体が置かれた環境温度を検知する検知手段51を有する。その検知した環境温度をCPU12にフィードバックし、予め設定した温度17°Cより低いか高いかを検出して、高い場合には多値、低い場合には2値に切り換えて、中間調の画像形成を行なう。

請求項（抜粋）：

画像形成装置本体が、入力された画像のデジタル信号に対し、少なくとも2種類の手法で画像処理を切り替えて行なうことを可能とした制御装置を有し、画像処理された画像情報を一様に帯電された感光体上に静電潜像として書き込み、この潜像を現像してトナー像として可視化し、その感光体上のトナー像を転写材上に静電転写し、転写されたトナー像を定着手段により転写材に定着する画像形成装置において、前記定着手段の影響因子により予想される定着性に応じて、中間調の画像部のトナー像の高さを変化させるように、前記制御装置による中間調の画像処理の手法を切り換えることを特徴とする画像形成装置。