特許
J-GLOBAL ID:200903054043543618

オレフィンポリマーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226230
公開番号(公開出願番号):特開平7-188318
出願日: 1992年08月25日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【構成】 助触媒、殊にアルミノキサン、および式I【化1】〔式中、殊にM1 はZrであり、R1 およびR2 はアルキルまたはハロゲン原子であり、R3 〜R6 はアルキルであり、-(CR8 R9 )m -R7 -(CR8 R9 )n -が一つ以上の構成員を有する鎖であり、但しR7 は(置換)ヘテロ原子でもよく、そしてm+nは0または1である。〕で表されるメタロセンとより成る、オレフィン重合の為の非常に有効な触媒系。【効果】 この触媒系はR3 〜R6 の置換基の選択によって、工業的に興味のもてる重合温度において種々の分子量および立体特異性のポリマーをもたらす。
請求項(抜粋):
式 Ra -CH=CH-Rb〔式中、Ra およびRb は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子または炭素原子数1〜14の炭化水素基であるかまたはRa およびRb はそれらが結合する原子と一緒に環を形成し得る。〕で表されるオレフィンを溶液状態で、懸濁状態でまたは気相で-60〜200°Cの温度、0.5〜100bar の圧力のもとで遷移金属化合物としてのメタロセンと助触媒から形成される触媒の存在下に重合または共重合することによってオレフィンポリマーを製造する方法において、メタロセンとして式I【化1】〔式中、M1 は周期律表の第IVb 、第Vbまたは第VIb 族の金属であり、R1 およびR2 は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数6〜10のアリール基、炭素原子数6〜10のアリールオキシ基、炭素原子数2〜10のアルケニル基、炭素原子数7〜40のアリールアルキル基、炭素原子数7〜40のアルキルアリール基、炭素原子数8〜40のアリールアルケニル基またはハロゲン原子であり、R3 およびR4 は互いに同じでも異なっていてもよく、ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよい炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数6〜10のアリール基または-NR210 、-SR10、-OSiR310 、-SiR310 または-PR210 基であり、その際R10はハロゲン原子、炭素原子数1〜10のアルキル基または炭素原子数6〜10のアリール基であり、R5 およびR6 は互いに同じでも異なっていてもよく、R3 およびR4 について記載した意味を有しそして追加的に水素原子でもよく、R7 は【化2】=BR11、=AlR11、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO2 、=NR11、=CO、=PR11または=P(O)R11であり、その際R11、R12およびR13は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数1〜10のフルオロアルキル基、炭素原子数6〜10のアリール基、炭素原子数6〜10のフルオロアリール基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数2〜10のアルケニル基、炭素原子数7〜40のアリールアルキル基、炭素原子数8〜40のアリールアルケニル基または炭素原子数7〜40のアルキルアリール基であるかまたはR11とR12またはR11とR13とはそれぞれそれらの結合する原子と一緒に成って環を形成してもよく、またはR11またはR12はR8 またはR9 とそれぞれそれらの結合する原子と一緒に成って環を形成してもよく、M2 は珪素、ゲルマニウムまたは錫であり、R8 およびR9 は互いに同じでも異なっていてもよく、R11について記載した意味を有しそしてmおよびnは互いに同じでも異なっていてもよく、0、1または2であり、m+nは0、1または2である。〕で表される化合物を使用することを特徴とする、上記方法。
IPC (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-022307
  • 特開平3-021607
  • オレフイン重合用触媒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-208213   出願人:三菱油化株式会社

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