特許
J-GLOBAL ID:200903054044384467

ヒドラジンの調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-575830
公開番号(公開出願番号):特表2002-527338
出願日: 1999年09月17日
公開日(公表日): 2002年08月27日
要約:
【要約】本発明は、アンモニア、過酸化水素、及びカルボニル基を担持する試薬を作用液と接触させることにより、アジン及びヒドラジンを調製するための方法に関するものであり、該方法が:作用液再生用回路から得られる水性のストリームをある量の酸で処理して該ストリームのpHを6.4未満のpH値に低下させるステップ;次いで、該ストリームを、アジンを合成するための反応器へ再循環させるステップ;を包含することを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
アジンを調製するためのプロセスであって、該プロセスが: (i)連続的に: (a)反応器内において、アンモニア、過酸化水素、及びカルボニル基を担持する反応物を作用液と接触させる段階; (b)そのようにして形成されたアジンを該作用液から分離する段階; (c)CO2と殆どの水が水性のストリームC1の形態で取り除かれるように、該作用液を少なくとも130°Cの温度にもたらすことにより再生する段階; (d)段階(c)により再生された該作用液を段階(a)の反応器へ再循環させる段階;及び (ii)連続的に: (a)該ストリームC1をストリッピング塔で処理する段階; (b)NH3を気体の状態で分離しながら、その上部のストリームを凝縮する段階; (c)該凝縮の結果として生じた液相を、カルボニル基を担持する反応物を豊富に含んだ有機相と、C1に存在していたすべてのCO2を含む水性相とに分離する段階; (d)該水性相を蒸留塔へ送り、そこから、CO2を含まない水性のストリームをその塔の上部で収集し、そして、C1に存在していた実質的にすべてのCO2を含む水性のストリームC2をその塔の底部で収集する段階;を包含し: -そのストリームC2の少なくとも一部を、該ストリームのpHが6.4未満のpH値、好適には6未満のpH値になるように、ある量の酸で処理し;次いで -そのようにして処理された該一部(ストリームC3と記す)を段階(i)(a)の該反応器へ再循環させる;ことを特徴とするアジンの調製プロセス。

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