特許
J-GLOBAL ID:200903054045606633

電力系統と並列運転する分散電源の単独運転検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-268506
公開番号(公開出願番号):特開平8-130831
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】分散電源の発電量とこの分散電源に接続した負荷の電力需要とが平衡している場合でも、当該分散電源が単独運転状態になったことを確実に検出できるようにすることにある。【構成】分散電源が周期的な無効電力変動出力を行う電流制御形インバータを介して電力系統と連系の場合は、インバータの周期的な無効電力出力で単独運転時に連系点に発生する連系点電圧の同一周期の周波数変動を、基準周波数に対する周波数変動の積算値として検出する。分散電源が電流制御形インバータを介して電力系統と連系の場合は、単独運転時に連系点に発生する連系点電圧の位相急変を周期か周波数の急変として検出し、位相急変後の位相変化の継続を周期か周波数の積算値と基準周期か基準周波数の積算値との比較により検出する。更に変圧器を介して系統へ接続の場合は、単独運転時に連系点に発生する第3調波電圧の急変を検出し、第3調波電圧急変後の第3調波電圧変化の継続を基準の第3調波電圧に対する第3調波電圧変化の一定時間継続として検出する。
請求項(抜粋):
無効電力を周期的に変動させて出力する電流制御形インバータを分散電源に接続し、このインバータと電力系統とを連系開閉器を介して接続し、これら両電源の並列運転で前記連系開閉器よりも分散電源側に接続した負荷へ交流電力を供給する装置において、前記連系開閉器設置点の電圧を検出し、この電圧の周波数を検出し、この検出周波数の所定時間での平均である周波数平均値を演算し、この周波数平均値と前記検出周波数との偏差から周波数変動値を求め、この周波数変動値を前記インバータが出力する無効電力変動周期の 1/2周期の時間で積分して周波数変動積算値を演算し、この周波数変動積算演算値が別途設定する周波数変動積算設定値を越えたことを検出することを特徴とする電力系統と並列運転する分散電源の単独運転検出方法。
IPC (4件):
H02J 3/38 ,  G05F 1/00 ,  H02H 3/46 ,  H02M 7/48
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 単独運転検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-296173   出願人:三洋電機株式会社
審査官引用 (1件)
  • 単独運転検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-296173   出願人:三洋電機株式会社

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