特許
J-GLOBAL ID:200903054046005013

油圧再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349818
公開番号(公開出願番号):特開平6-173902
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 可変ポンプPと圧力補償弁PV1 とを用いてロードセンシング制御する油圧回路において、シリンダCが負圧になったとき、その逸走を防止する。そして、シリンダCに正負荷が作用しているときには、戻り油をタンクTにスムーズに戻してエネルギーロスを最少にとどめる。【構成】 切換弁DVの第1アクチュエータポート5とシリンダCのボトム側室8との間に分流弁FVを設ける。この分流弁FVは、パイロット室18にパイロット圧が作用したときにのみ、図面右側位置である自由流れ位置に切換わる。そして、ノーマル状態では、図示の分岐位置を保つとともに、その分岐通路23を第2の圧力補償弁PV2 の流入側に接続する。この第2の圧力補償弁は、チェック弁24を介して切換弁DVの第1流入ポート1側に連通させている。
請求項(抜粋):
ボトム側室とロッド側室とを備えたシリンダと、このシリンダへの圧油の供給方向を制御するとともに、切換え量に応じて可変絞りの開度を制御する切換弁と、この切換弁の上流側にあって、シリンダへの負荷圧を検出し、それよりも高めの圧力を吐出する構成にした可変ポンプと、上記切換弁の可変絞りよりも下流側にあって、負荷圧と上記可変絞りの下流側の圧力とを、一定の差圧に保つように制御する圧力補償弁とを備えた油圧回路において、上記切換弁とシリンダのボトム側とを接続する通路に設けた分流弁と、この分流弁と切換弁の上流側とを連通させる通路過程に設けた第2の圧力補償弁とを備え、上記分流弁は、ロッド側室の圧力を検出し、その圧力が負圧のときには分岐位置を保ち、正負荷のときに自由流れ位置を保つとともに、この分岐位置では、絞りを介して戻り側に接続する戻り通路と、第2の圧力補償弁に接続する分岐通路とを備え、上記第2の圧力補償弁は、負荷圧と切換弁の上流側との差圧を一定に保つ機能を備えたことを特徴とする油圧再生回路。
IPC (3件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/05

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