特許
J-GLOBAL ID:200903054046940669
超音波トランスデューサの位相配列を電気的に制御する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
桑原 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-195835
公開番号(公開出願番号):特開平11-072556
出願日: 1998年07月10日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 超音波走査による検知物体の位置同定に際し、その同定品質を向上させる。【解決手段】 超音波トランスデューサ(1)の位相配列を発信器(52)および受信器(54)として用い、該位相配列を電気的に制御して検知区域を超音波走査するものである。ここで、異なる配列形態を持つ超音波トランスデューサ(1)をそれぞれ超音波発信器(52)として順次制御し、各形態毎の検知物体からの反射エコー信号をメモリー(56)する。両反射エコー信号を逐一数学的に組み合わせることで、検知物体の正確な位置や方位が識別できる。
請求項(抜粋):
超音波トランスデューサが、超音波走査のための音響ローブを発信する発信器として、またその反射エコー信号を受信する受信器として用いられ、監視区域の少なくとも一つの範囲を走査するために超音波トランスデューサの位相配列を電気的に制御する方法において、第1音響ローブパターン(9、10、10’、11)を生成するために第1配列形態の超音波トランスデューサを発信器として制御し、対応する第1反射エコー信号をメモリーに格納するために該第1反射エコー信号を受信する受信器として少なくとも一つの超音波トランスデューサを制御するステップと、前記第1音響ローブパターンとは異なる第2音響ローブパターン(14、15、15’、16)を生成するために第2配列形態の超音波トランスデューサを発信器として制御し、対応する第2反射エコー信号をメモリーに格納するために該第2反射エコー信号を受信する受信器として少なくとも一つの超音波トランスデューサを制御するステップと、両反射エコー信号(12、12’、19;17、17’、18)の対応する角度位置に現れる反射エコー信号を正確に認識するために、メモリーに格納された前記第1反射エコー信号(12、12’、19)を、メモリーに格納された前記第2反射エコー信号(17、17’、18)と逐一数学的に組み合わせるステップとからなることを特徴とする超音波トランスデューサの位相配列を電気的に制御する方法。
IPC (3件):
G01S 7/523
, G01B 17/00
, G01S 7/526
FI (3件):
G01S 7/52 D
, G01B 17/00 B
, G01S 7/52 J
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