特許
J-GLOBAL ID:200903054053502200
不動症による拘縮を治療するための矯正装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-541809
公開番号(公開出願番号):特表2002-514108
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】隣接する第1及び第2骨格身体部分の一方又は両方の不動化が原因の筋肉繊維及び結合組織の収縮により相互間の不動限角位置に引張られ、不随意にその位置に保持されている該両骨格身体部分の間の角運動範囲を拡大するのに役立つ矯正装置が開示されている。矯正装置は、相互間の旋回角運動を許容し、相互間に初期角度を確立するために相互に連結された第1及び第2矯正装置部分を含んでいる。矯正装置は、第1身体部分が外部適用力により第2身体部分に関する増加角位置まで旋回させられた後に、第1矯正装置部分を第1身体部分に、第2矯正装置部分を第2身体部分に効果的に適用する又は着脱自在に取付けるための構造になっており、第1及び第2矯正装置部分は、第1身体部分の増加角位置に対応する相互間の初期角位置となる。筋肉の収縮及び/又は筋肉及び結合組織の弾性特性が原因で適用された第1身体部分により第1矯正装置部分が増加角位置から第2身体部分に関する第1身体部分の第1角位置の方向に引張られた場合に、第1矯正装置部分を第2矯正装置部分に関するその初期角位置に戻すために、ばねが第1矯正装置部分と第2矯正装置部分との間に連結されている。矯正装置は、腕、脚、足首、頭部、背中及びその他の骨格身体部分とともに使用するために形成するすることもできる。1つの有効な治療システムは、矯正装置と、身体部分の少なくとも1つに電流を流すための電極コンポーネントとを含んでいる。
請求項(抜粋):
隣接する第1及び第2骨格身体部分の一方又は両方の不動化が原因の筋肉繊維及び結合組織の収縮により相互間の制限角運動範囲(LROM)位置に引張られ、不随意にその位置に保持されている該両骨格身体部分の間の角運動範囲を拡大するのに役立つ矯正装置において、 a.第1矯正装置部分と、 b.第2矯正装置部分と、 c.該第1及び第2矯正装置部分を相互に連結し、角運動を許容し、選択された角度を相互間に設定することを可能にするための手段と、 d.第1身体部分が拘縮力に抗して該LROM位置から第2身体部分に関する拡大運動範囲(EROM)位置まで動かされた後に、該第1矯正装置部分を第1身体部分に、該第2矯正装置部分を第2身体部分に適用し又は取付け、その後に、該第1及び第2矯正装置部分を相互に関して該EROM位置に設定するための手段と、 e.第1及び第2矯正装置部分と組合わされており、筋肉の収縮及び/又は筋肉及び結合組織の弾性特性が原因で適用又は取付けされた第1身体部分により第1矯正装置部分が該EROM位置から該LROM位置の方向に引張られるのに応じて、第1矯正装置部分を該EROM位置に戻し、それにより、追加的な外部介入なしで、該EROM角位置と該LROM角位置との間での第1身体部分の循環運動を起こし、該第1身体部分を該第2身体部分に関して徐々に弛緩させ、該EROM位置において第1身体部分のROMを第2身体部分に関して最終的に拡大させるばね手段とを含むことを特徴とする矯正装置。
IPC (2件):
FI (3件):
A61F 5/01 N
, A61F 5/01 G
, A61F 5/02 D
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