特許

J-GLOBAL ID：200903054065162120

内燃機関の蒸発燃料放出防止装置

発明者： 市谷 寿章 ,  宇土 肇
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 渡部 敏彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-221205
公開番号（公開出願番号）：特開平11-050919
出願日： 1997年08月04日
公開日（公表日）： 1999年02月23日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 蒸発燃料の大気への放出を防止しつつ、作動中内燃機関に吸入する蒸発燃料を最適量に保持する蒸発燃料放出防止装置を提供する。【解決手段】 機関回転数NE及び吸気管内絶対圧PBAに応じて吸気管に供給する最大可能蒸発燃料処理量Qcapを算出するS6・パージ制御弁のオンーオフデューティ比DRVを算出するS7。又キャニスタから吸気系にパージするパージ流量QprgをDRVに応じて算出しS8、Qprgをパージ開始から時間積分した積算パージ量に応じてキャニスタからパージする蒸発燃料の濃度NV(%)を算出するS9。次にQprgとNVとの積から蒸発燃料パージ量Qvpを算出するS10。更に、タンク圧、制御弁を介して吸気管に吸入する蒸発燃料処理量QVが吸気管におけるQcapからQvpを差し引いた値を越えないようにタンク圧、制御弁のオン-オフデューティ比(DRO)を制御するS11〜S16。

請求項（抜粋）：

燃料タンクに接続されたキャニスタと、該キャニスタと内燃機関の吸気系とを接続するパージ通路と、該パージ通路に設けられ該パージ通路を開閉する第1制御弁と、前記燃料タンクと前記内燃機関の吸気系とを接続する蒸発燃料通路と、該蒸発燃料通路に設けられ該蒸発燃料通路を開閉する第2制御弁とを有する内燃機関の蒸発燃料放出防止装置において、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該内燃機関の運転状態に基づいて最大可能蒸発燃料処理量を算出する第1算出手段と、前記第1制御弁の開度に基づいて前記キャニスタからの蒸発燃料パージ量を算出する第2算出手段と、前記第2制御弁を介して前記吸気系に吸入される蒸発燃料量が前記最大可能蒸発燃料処理量から前記蒸発燃料パージ量を差し引いた量を越えないように前記第2制御弁の開度を制御する制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関の蒸発燃料放出防止装置。

IPC (4件)：

F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 45/00 358

FI (4件)：

F02M 25/08 301 H ,  F02M 25/08 301 S ,  F02D 41/02 301 J ,  F02D 45/00 358 Z