特許
J-GLOBAL ID:200903054075296132

火花点火機関用シリンダヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-279238
公開番号(公開出願番号):特開平9-119344
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 筒内直接噴射式シリンダヘッドにおける冷却水通路の構造の改良を図って、シリンダヘッドの鋳造品質の向上を図ると共に、耐ノッキング性の悪化、機関出力の低下を防止する。【解決手段】 砂中子により形成される冷却水通路部1dを吸気ポート1a下部を避けて設け、吸気ポート1a下部には、独立した凹部空間3を形成し、砂中子4により形成される冷却水通路部1dと、独立した吸気ポート1a部の凹部空間3とをドリル等の切削工具により切削加工して設けた各連通路1eにて連通させて、多気筒の冷却水通路を形成するようにし、十分な冷却水通路が形成できるようにして、冷却水通路形成用の砂中子の破損の発生を防止し、シリンダヘッドの鋳造品質を高めると共に、冷却水通路の容積が削減されることもなく、耐ノッキング性の向上を図り、機関出力の向上を図るようにした。
請求項(抜粋):
鋳造する際に、その冷却水通路の一部を砂中子を用いて形成するようにした火花点火機関用シリンダヘッドにおいて、1つのシリンダに対して各2つの吸気バルブと排気バルブとを設けかつシリンダ中央部に点火プラグを配置すると共に、吸気ポートの下部に筒内直接噴射弁を配置する一方、前記砂中子を用いて形成する冷却水通路の一部を前記吸気ポート下部を避けて設け、該吸気ポート下部には、独立した凹部空間を形成し、前記砂中子を用いて形成する冷却水通路の一部と前記凹部空間とを機械加工により貫通形成した連通孔で連通して多気筒の冷却水通路全体を形成するようにしたことを特徴とする火花点火機関用シリンダヘッド。
IPC (4件):
F02F 1/36 ,  F02B 23/10 ,  F02F 1/00 ,  F02F 1/24
FI (5件):
F02F 1/36 C ,  F02B 23/10 D ,  F02F 1/00 K ,  F02F 1/24 H ,  F02F 1/24 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-166612
  • 特開昭60-142036

前のページに戻る