特許
J-GLOBAL ID:200903054089707186

スクロール型流体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-081189
公開番号(公開出願番号):特開平7-286586
出願日: 1994年04月20日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 両歯スクロール型流体装置に対し、旋回スクロールに作用しているスラスト荷重による摩擦損失を低減する。【構成】 鏡板12a の両面にラップ12b,12c を備えた旋回スクロール12と、該旋回スクロール12の両側に配設され片面にラップ10b,11b を備えた一対の固定スクロール10,11 とを備えた両歯スクロール型流体装置1 において、旋回スクロール12の外周縁部に各固定スクロール10,11 の各鏡板10a,11a に向って延びるフランジ20を形成し、このフランジ20の端面を固定スクロール10,11 の鏡板10a,11a に近接して配置する。フランジ20の端面と固定スクロール10,11 の鏡板10a,11a との間に軸受メタル21を配置し、この部分に潤滑油を供給して軸受構造とし、各作用室13,14 からの流体の漏れや旋回スクロール12自身の自重に起因して該旋回スクロール12に作用するスラスト荷重を受け止める。
請求項(抜粋):
鏡板(10a),(11a) の前面に渦巻状のラップ(10b),(11b) が立設され、該前面同士が互いに対面した状態でケーシング(2) に固定された一対の固定スクロール(10),(11) と、各固定スクロール(10),(11) の間に配置され、鏡板(12a) の両面に渦巻状のラップ(12b),(12c) が立設されて、各ラップ(12b),(12c) が固定スクロール(10),(11) のラップ(10b),(11b) と夫々噛合して作用室(13),(14) を形成する旋回スクロール(12)と、駆動機構(4) から延びるクランク軸(8) の回転によって旋回スクロール(12)が固定スクロール(10),(11) に対して公転することにより作用室(13),(14) の内部容積を変更して流体を圧縮するようにしたスクロール型流体装置において、旋回スクロール(12)には、該旋回スクロール(12)に作用するスラスト方向の荷重を受けるスラスト軸受け手段(22)が設けられていることを特徴とするスクロール型流体装置。
IPC (5件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F01C 1/02 ,  F01C 21/02 ,  F04C 29/00

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