特許
J-GLOBAL ID:200903054091478135

射出成形機における圧力異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040718
公開番号(公開出願番号):特開平6-226807
出願日: 1993年02月05日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 樹脂圧力の設定状態に応じて圧力異常の有無を適確に検知することのできる圧力異常検出方法を提供すること。【構成】 良品を得る圧力波形のデータPref(i) をサンプリング周期の時系列(i) に対応させてメモリ24のファイルに予め設定しておく。射出保圧工程実行時に前記のサンプリング周期に対応してファイルからPref(i) の値を読み、係数kを乗じて樹脂圧力のばらつきを許容する最大樹脂圧力Pcmp(i) を求め、該サンプリング周期で検出した樹脂圧力現在値Pact(i) が最大樹脂圧力Pcmp(i) の範囲内にあるか否かを判定し、検出樹脂圧力Pact(i) が最大樹脂圧力Pcmp(i) を越える回数jがC回以上のサンプリング周期に亘った場合に圧力異常の発生を検知する。Pref(i) に係数kを乗じて判定基準となる値Pcmp(i) を求めることにより樹脂圧力の設定状態に応じた異常判定を可能とし、連続数jがC回以上となった段階で初めて実質的な圧力異常の発生と見做すことにより、射出成形作業に実質的な悪影響を与えない瞬間的な圧力変動が判定結果に影響を与えることを防止する。
請求項(抜粋):
所定のサンプリング周期に対応して良品成形が得られる樹脂圧力波形のデータを設定しておき、射出成形作業の実行時に、前記所定のサンプリング周期で樹脂圧力を検出し、該サンプリング周期に対応して設定された前記樹脂圧力波形のデータに予め定められた設定係数を乗じて得られる当該サンプリング周期における樹脂圧力のばらつきを許容する最大樹脂圧力を前記検出樹脂圧力が越えると圧力異常の発生として検知することを特徴とした射出成形機における圧力異常検出方法。
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 特開平2-048918
  • 特開平2-078516
  • 特開平3-155915
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