特許
J-GLOBAL ID:200903054092822590

インクジェットペンのための脱気機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282868
公開番号(公開出願番号):特開平8-207312
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 インク中の気泡による機能不良を防止するインク供給システムを提供する。【解決手段】 インクシ ゙ェット印刷カートリッシ ゙ではインクインク溜めからシリコン基板の縁部の周りを通って流れた後にノス ゙ルから射出される。動作時にはインクの温かい熱境界層が基板の隣接部分を形成し、その熱境界層内の溶解気体が気泡を形成する。気泡が後続のインク通路の直径より大きくなるとその気泡で気化室へのインクの流れがふさがれ、その結果、印刷ヘット ゙ノス ゙ルが一時的に動作不能になる。本発明は、主インク溜めを設け、その主インク溜めから脱気ステーションを通過させてインク気化室へと液体インクを移送することにより、液体インクシ ゙ェット印刷システムにおける上記機能不良を防止する方法を提供する。キャリッシ ゙上に取り付けられた印刷ヘット ゙は、ノス ゙ルアレイを有し、ノス ゙ルからインク滴を射出させるための起動素子を有するインク気化室を内部に備える。液体インクが脱気ステーションを通過した後にインク気化室にそのインクが充填される。
請求項(抜粋):
インクジェット印刷システムにおける機能不良を防止する方法であって、インク溜めを設けるステップと、流路を設けるステップと、プリンタキャリッジに印刷ヘッドを取り付けるステップと、前記印刷ヘッド上のノズルアレイのノズルからインク滴を射出するための起動素子を内部に備えたインク気化室を設けるステップと、前記インク溜めから前記流路を介して前記インク気化室へとインクを移送するステップであって、液体インクを前記流路内の脱気ステーションを通過させるステップを含む、前記移送ステップと、前記インク気化室を前記インクで充填するステップであって、前記の脱気ステーションを通過させるステップの後に実行される、前記充填ステップとからなることを特徴とする、前記方法。
IPC (3件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185
FI (2件):
B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 102 R

前のページに戻る