特許
J-GLOBAL ID:200903054096479903

自励振動型振動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-132841
公開番号(公開出願番号):特開平10-307630
出願日: 1997年05月06日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 負荷となる振動系の質量、減衰率、ばね定数などが変化しても、定常状態において、常に所望の振幅値で振動することができる自励振動型振動装置を提供すること。【解決手段】 振動機械21の振動変位xの出力信号を自励発振コントローラ3に負帰還し、ここで可変ゲインK0 によって増幅した後、電力増幅器9によって増幅する。更に、これを電磁石の振動駆動源17に供給して、振動機械21を加振する。このとき、可変ゲインK0 を、振幅検出器5によって検出された振幅x’と目標振幅である指令振幅値xrとの偏差Δrに基づいて、K=K1 ・Δr+K3 Δr3 +Ks ・∫Δrdt+Kcr(K3 は定数、K1 、Ks は零以外の定数、Kcrはオフセットゲイン)で求められるゲインKによって与える。
請求項(抜粋):
振動機器の振動速度を検出する振動速度検出手段と、該振動速度検出手段の出力を正帰還信号としてフィードバックし、前記振動速度検出手段の前記出力を可変ゲインK0 で増幅するコントローラと、該コントローラからの出力を電力増幅する電力増幅器と、該電力増幅器の出力を受け前記振動機器を加振する振動駆動源と、前記振動速度検出手段の出力信号から前記振動機器の振幅を検出する振幅検出手段と、前記可変ゲインK0 を与えるゲインKを出力する振幅コントローラとを備え、前記振幅検出手段から検出された振幅が振幅指令値との間に偏差を持つ場合、自励振動を成長又は減衰させるようにした自励振動型振動装置において、前記ゲインKが、前記振幅検出手段から検出された前記振幅と前記振幅指令値との振幅偏差Δrに関して、K=K1 ・Δr+K2N+1・(Δr)2N+1+Ks ・∫Δrdt+Kcr(但し、K2N+1は係数、K1 、Ks は零以外の係数、Nは整数、Kcrはオフセットゲイン)で変化することを特徴とする自励振動型振動装置。
IPC (2件):
G05D 19/02 ,  B65G 27/32
FI (2件):
G05D 19/02 A ,  B65G 27/32
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 自励振動型振動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-097740   出願人:神鋼電機株式会社

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