特許
J-GLOBAL ID:200903054098824926
液体酸素流加熱用の熱交換器、高圧気体酸素流の提供方法及び空気の低温分離方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-060088
公開番号(公開出願番号):特開2001-289577
出願日: 2001年03月05日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 酸素圧縮機を用いず且つ熱交換材料と酸素との反応の危険なしに空気分離装置から高圧の気体酸素を供給できる熱交換器の提供。【解決手段】 液体酸素の流れる流路を備えた酸素層と熱交換流体の流れる流路を備えた熱交換層とが隣り合って含まれる熱交換器において、各酸素層における隣接流路間の壁及び酸素層における当該流路と隣接層における流路との間の壁がおのおの、隣り合う流路を通る流れの方向に対して垂直な平面において、一番狭いところで二つの隣接流路の組み合わされた水力学的平均径の少なくとも10%である厚さA及び平均して当該組み合わされた水力学的平均径の少なくとも15%である厚さを有する断面を有し、且つ、各酸素層における流路を画定する鉄合金の壁本体の上記平面における断面積のその層における流路の断面積に対する比が0.7以上であり、好ましくは少なくとも0.8である熱交換器とする。
請求項(抜粋):
熱交換流体との間接熱交換により少なくとも3MPa(30bar)の圧力において液体酸素の流れを加熱するための熱交換器であり、鉄合金の壁により画定される通過方向に延在し横方向に間隔をあけた流路の、間隔をあけた複数の層を有し、各層が少なくとも一つの他の層と熱的に接触している本体、少なくとも3MPa(30bar)の圧力のポンプ輸送される液体酸素を、以下において酸素層と称される少なくとも一つの層の流路へ導入するための酸素入口手段、この酸素層の当該流路から加熱された酸素を取り出すための酸素出口手段、酸素層に隣接しそれと熱的に接触する、以下において熱交換層と称される少なくとも一つの層の流路へ熱交換流体を導入するための熱交換流体入口手段、この熱交換層の当該流路から冷却された熱交換流体を取り出すための熱交換流体出口手段、を含む熱交換器であって、各酸素層における隣接流路間の壁及び酸素層における当該流路と隣接層における流路との間の壁がおのおの、隣り合う流路を通る流れの方向に対して垂直な平面において、一番狭いところで二つの隣接流路の組み合わされた水力学的平均径の少なくとも10%である厚さと平均で当該組み合わされた水力学的平均径の少なくとも15%である厚さを有する断面を有し、且つ、各酸素層における流路を画定する鉄合金の壁本体の上記平面における断面積のその層における流路の断面積に対する比が0.7以上である,液体酸素の流れを加熱するための熱交換器。
IPC (4件):
F28D 9/02
, F25J 3/04 102
, F25J 5/00
, F28F 21/08
FI (4件):
F28D 9/02
, F25J 3/04 102
, F25J 5/00
, F28F 21/08 F
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