特許
J-GLOBAL ID:200903054109355060

4本スロートを持つラケット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-224494
公開番号(公開出願番号):特開平9-038241
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ラケットのスロートの構成及びガット懸架部の配置を工夫し、打球性能やラケットの操作性能の飛躍的な向上をもたらす事を目的とする。【構成】 スロートを4本スロートにし、且つ、ガット懸架部を 特願 平7-53146に鑑み、一枚の板状にしてそのフレーム高に関する配置を様々に工夫し、ガットの有効作動面積を最大にしたり、或いは、同じ長さのガット分布域を拡大して、スイートスポットを拡大する。一方、4本スロートを利用し、スロートの形状を、指を当てやすく、抱えやすく改良し、ラケットの操作性や、握った時のガット面の認識性能を向上させる。また、同時にフレームの断面形状にも考慮し、フレーム近傍での打撃性能を向上させる。
請求項(抜粋):
ラケットの、スロートとフレームの結合部に関して、その結合部がフレームを挟むような2又に分かれてフレームに結合し、スロートとフレームの結合部にフレームに沿うような「スロートトンネル」を有し、スロートをこの部分で数えれば全体として都合4本のスロートを有するよう構成され、フレームの長手断面に関して、外周部材で構成されるガット懸架部が、ガット穴未削通時には、ヨーク外周部からラケットヘッドまで概ね連続曲線で閉じているように構成され、スロートトンネルの内部のフレーム外周部にガット懸架部が存在し、ガット穴削通後は、スロートトンネルを利してスロート内部のフレーム外周部のガット懸架部にガットを懸架出来るよう構成されたラケット。当該フレームのガット穴は、フレーム成型時に同時成型される事もあり、また成型後削通されても別に構わない。また、スロートトンネルの側壁を成すスロート部分は「4本スロート」と呼び、当該ラケットの4本スロートは、それ自身パイプであっても、またパイプでは無く一枚の板状の構成部材から成っても構わない。

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