特許
J-GLOBAL ID:200903054110177885

空気軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-278504
公開番号(公開出願番号):特開平8-121482
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 回転軸36が高速回転して温度が上昇した場合でも、回転軸36と空気噴出部材31、32との間の間隙の減少を抑制する。【構成】 回転軸36が高速回転して発熱すると、回転軸36、軸受台17、18、空気噴出部材31、32の温度が上昇し熱膨張するが、回転軸36より熱膨張係数の小さな空気噴出部材31、32は回転軸36より熱膨張係数の大きな軸受台17、18に挿入固定されているため、該空気噴出部材31、32は軸受台17、18の影響を受けて大きく膨張し、空気噴出部材31、32の膨張(内径が拡大)が回転軸36の膨張(外径の拡大)に近似するようになる。
請求項(抜粋):
内部に断面円形の貫通孔19、20が形成されるとともに、該貫通孔19、20の内周面に周方向に離れて開口する複数の出口27、28を有する空気通路29、30が形成された軸受台17、18と、該軸受台17、18の貫通孔19、20内に空気通路29、30の全出口27、28を塞ぐようにして挿入固定された多孔質材料からなる円筒状の空気噴出部材31、32と、を備え、空気通路29、30を通じて供給された空気を空気噴出部材31、32の内周全面から空気噴出部材31、32内に遊嵌されている回転軸36との間に噴出させることで該回転軸36を回転可能に支持するようにした空気軸受15、16において、前記軸受台17、18を熱膨張係数が回転軸36の熱膨張係数より大きな材料から、一方、空気噴出部材31、32を熱膨張係数が回転軸36の熱膨張係数より小さな材料から構成するとともに、前記空気噴出部材31、32を出口27、28から離隔した位置において周方向に複数に分割して複数の弧状セグメント41、42としたことを特徴とする空気軸受。

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