特許
J-GLOBAL ID:200903054111330440

化粧用コンパクト容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292066
公開番号(公開出願番号):特開平8-126519
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 皿状容器体に、縦筒上端縁よりフランジを延設した中枠を固定し、該中枠に化粧品を充填したドラムを嵌合させ、また、容器体後部に後部を回動可能に連結した蓋体前部より垂設したフックを、容器体前部に突設した係止突起に係合させて閉蓋状態の維持を可能に構成し、更に、容器体前部に設けた押し釦の押し込みにより上記フックの係合を解除する如く構成した化粧用コンパクト容器であって、その組み付け作業を容易に行えるとともに、部品数も少なく、安価に製造できる容器を提案する。【構成】 中枠3の所定位置に押し釦5を薄肉の破断部33を介して一体に連結した中枠3と押し釦5との一体成形品を形成し、該成形品を容器体2へ嵌合装着させる際に押し釦5の各枢着軸31が軸受け孔11に嵌合する如く構成した。
請求項(抜粋):
底壁6周縁より周壁7を立設するとともに、周壁7前部を後方へ凹ませて形成した前面及び上面開口の押し釦収納用凹部8を設けてなる容器体2と、該容器体2に内に垂下した縦筒13上端縁より外方へ延設したフランジ14下面を容器体周壁7上面に密接させた状態で固定させるとともに、フランジ14前部には上記凹部8上端を開口する切欠き部15を穿設してなる中枠3と、上記容器体後部に後部を回動可能に連結するとともに、前部より垂設したフック25を上記凹部8の奥壁前面に突設した係止突起10に係合させて容器体上面閉塞状態を維持可能に構成した蓋体4と、上記凹部8の両側壁に両側を枢着させて前後揺動可能に設けるとともに、前面押し込みにより上記フック25を押し上げてその係合を解除する如く構成した押し釦5とを備えてなる化粧用コンパクト容器であって、上記切欠き部15両側下端縁所定位置に押し釦5両側上端縁部を薄肉の破断部33を介して連結させた中枠3と押し釦5との一体成形品を形成するとともに、上記凹部8両側壁の各軸受け孔11上部に上面及び凹部側面を開口した案内溝32を各々連設し、上記一体成形品の容器体2への嵌合装着時に押し釦5の各枢着軸31が上記各案内溝32を介して各軸受け孔11に嵌合可能に構成してなることを特徴とする化粧用コンパクト容器。

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