特許
J-GLOBAL ID:200903054111504227

余剰液溜めを有する毛細管により液体試料を分析する試験具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 正行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-309875
公開番号(公開出願番号):特開平11-337546
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】試料を別の容器に分注したり、試薬層を別途に作製して固定したりしなくても簡易に試料を計量し、同時に分析することのできる試験具を提供する。【解決手段】試験液導入口44と排気口45を有する毛細管43内の所定位置に試薬を保持し、導入口より試験液を導入して試薬と反応させることにより、試験液中の特定成分を試薬で分析するための試験具41であって、前記毛細管43は、試験液を試験液導入口から試薬に向かって移動させる第一の親水性の領域431と、試薬を保持する一定面積の第二の親水性の領域433と、第一親水性領域と第二親水性領域とを分離するとともに第一親水性領域及び第二親水性を経由せずに排気口に連通する疎水性の領域432とを備え、第二親水性領域から溢れる試験液を溜めることのできる余剰の液溜め部分47を、疎水性領域と第二親水性領域との境界部分から排気口までの間の疎水性領域に有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
試験液導入口と排気口を有する毛細管内の所定位置に試薬を保持し、導入口より試験液を導入して試薬と反応させることにより、試験液中の特定成分を試薬で分析するための試験具であって、前記毛細管は、試験液を試験液導入口から試薬に向かって移動させる第一の親水性の領域と、試薬を保持する一定面積の第二の親水性の領域と、第一親水性領域と第二親水性領域とを分離するとともに第一親水性領域及び第二親水性を経由せずに排気口に連通する疎水性の領域とを備え、第二親水性領域から溢れる試験液を溜めることのできる余剰の液溜め部分を、疎水性領域と第二親水性領域との境界部分から排気口までの間の疎水性領域に有することを特徴とする試験具。
IPC (2件):
G01N 33/52 ,  G01N 31/22 121
FI (2件):
G01N 33/52 B ,  G01N 31/22 121 F

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