特許
J-GLOBAL ID:200903054112186059

透過型砂防堰堤及びその土砂捕捉部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-240914
公開番号(公開出願番号):特開2007-056488
出願日: 2005年08月23日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】 透過型砂防堰堤における土砂捕捉部材の汎用性を高めながら水路の高さ寸法等に柔軟に対応できるようにし、しかも、当該土砂捕捉部材の取付を容易にし、かつ、その取付部分を土石流から有効に保護する。【解決手段】 上下方向に延びる水路16を挟んでその左右両側に堰堤本体部11,12が配置される透過型砂防堰堤の当該水路16内に土砂捕捉部材20を施工する。土砂捕捉部材20は、所定数の梁部材22のスペーサ連結部28にそれぞれスペーサ24を連結してその梁部材22同士の間にスペーサ24を介在させることにより構築する。この土砂捕捉部材20の梁部材22の両端を前記各溝18に挿入するようにして土砂捕捉部材20を水路16内に設置し、その梁部材22の両端部、スペーサ24、及びスペーサ連結部28を溝18内に格納して土石流から保護する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
左右の堰堤本体部の間に上下方向に延びる水路が形成されてこの水路に面する前記両堰堤本体部の内側面に上下方向に延びる溝が形成された透過型砂防堰堤に用いられ、その水路中で土砂を捕捉する土砂捕捉部材であって、水平方向に延び、その両端が前記溝内に入り込む長さを有する複数本の梁部材と、これらの梁部材が上下に配列された状態で当該各梁部材の間に介在する複数のスペーサとを備え、当該各梁部材の両端部には前記各スペーサが連結可能なスペーサ連結部が設けられ、これらのスペーサ連結部にそれぞれ前記各スペーサが連結されることにより、前記各梁部材同士の間に間隙が確保された状態でこれらの梁部材同士が連結されるように構成されていることを特徴とする砂防堰堤用土砂捕捉部材。
IPC (1件):
E02B 7/02
FI (1件):
E02B7/02 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)
  • 路盤の融雪構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-223883   出願人:日本アーク開発株式会社
  • 透過型砂防ダム用鋼管構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-221696   出願人:日本鉄塔工業株式会社
  • 防波装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-263712   出願人:三菱重工業株式会社

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