特許
J-GLOBAL ID:200903054122794146

距離継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 紀男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-362207
公開番号(公開出願番号):特開平11-178199
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 距離継電器において、事故相以外の距離継電器の不要動作対策である。【解決手段】 送電線の保護区間内の事故を検出する距離継電器において、継電器設置点の電圧と電流を導入し、事故点までのインピーダンスとして抵抗分Rとリアクタンス分Xを算出する第1の手段1と、事故時には2つの変数a,bを事故前と同じかもしくは異なる数値として選択する第2の手段2を有し、整定値Rs ,Xs とから、下記の楕円の式で表現された式のa,bを事故時に変化させる。下記式は楕円の式であるから、bを固定としてaを小さくすると抵抗分R側の動作域が大きくなり、又、逆にaを大きくすると抵抗分R側の動作域が小さくなる。変数bについては、リアクタンス分X側に対して、同様の作用を行なう。このため、事故時に変数a,bを可変することで不要動作しないような特性に変化させることができる。【数1】(R-Rs /2)2 /a2 +(X-Xs /2))2 /b2≦(Rs /2a)2 +(Xs /2b)2ここで、Rs ,Xs は夫々距離継電器の整定値を示す。
請求項(抜粋):
送電線の保護区間内の事故を検出する距離継電器において、継電器設置点の電圧と電流を導入し、事故点までのインピーダンスとして抵抗分Rとリアクタンス分Xを算出する第1の手段と、事故時には2つの変数a,bを事故前と同じかもしくは異なる数値として選択する第2の手段を有し、整定値Rs ,Xs とから、下記式もしくはこれと等価な式により動作判定を行なうように構成したことを特徴とする距離継電器。【数1】(R-Rs /2)2 /a2 +(X-Xs /2)2 /b2≦(Rs /2a)2 +(Xs /2b)2ここで、Rs ,Xs は夫々距離継電器の抵抗分,リアクタンス分の整定値を示す。
IPC (3件):
H02H 3/40 ,  G01R 27/02 ,  G01R 31/08
FI (3件):
H02H 3/40 E ,  G01R 27/02 A ,  G01R 31/08

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