特許
J-GLOBAL ID:200903054124153210

アパーチャーグリル方式色選別電極構体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-306262
公開番号(公開出願番号):特開2003-115269
出願日: 2001年10月02日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 アパーチャーグリル方式選別電極構体では、アパーチャーグリルに形成されたグリット素体にダンパー線を触れさせてその振動を抑えるが、ダンパー線を保持するダンパースプリングの取付け位置がずれると、グリットの外側に位置するテープ部がねじれて、グリット素体とダンパー線の接触状態が保てなくなる。【解決手段】 アパーチャグリル2に配列するグリット素体52の両外側に位置する一対のテープ部3,4の板厚を薄くしてその部分の剛性を弱め、ダンパースプリング40〜43の取付け位置のずれによるダンパー線45,46の作用でテープ部3,4にねじれ力が発生しても、テープ部3,4自体が撓んでこの力を吸収し、テープ部3,4のグリット素体52に近い方の端部が浮き上がって、グリット素体52とダンパー線45,46とが離間するのを防止する。
請求項(抜粋):
所定の間隔で縞状に複数の細条スリットを形成して配列した多数のグリット素体を有するアパーチャーグリルと、前記細条スリットの形成方向と直交する前記アパーチャーグリルの一対の長辺部分を保持するフレームと、前記アパーチャーグリルの一対の短辺近傍に配置されるダンパースプリングと、前記グリット素体と直交するように一対の前記ダンパースプリング間に張架され、前記グリット素体に接するダンパー線とを有するアパーチャーグリル方式色選別電極構体であって、前記アパーチャーグリルを、長方形の均一の金属薄板に、前記複数の細条スリットを設けると共に、前記グリット素体が配列された領域における配列方向の最外端の前記細条スリットの外側に位置して前記短辺に至る一対のテープ部に、その剛性を弱めるための加工を施して形成したことを特徴とするアパーチャーグリル方式色選別電極構体。
Fターム (2件):
5C031EE03 ,  5C031EH06

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