特許
J-GLOBAL ID:200903054124578971

自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197015
公開番号(公開出願番号):特開平6-040248
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】この発明は、1個のエバポレータを使用することによって、冷房および暖房と共に除湿暖房が行えるようにした自動車用空調装置を提供することを目的とする。【構成】コンプレッサ11からの冷媒は、三方弁12により第1あるいは第2の通路13、14に分岐される。第1の通路13に設定したコンデンサ15からの出力冷媒は、エキスパンションバルブ20を介してエバポレータ21を構成する2つの部屋211 、212 に直列に循環させ、冷房モードが設定される。また第2の通路14からコンデンサ15をおよびエキスパンションバルブ20をバイパスして冷媒を流して暖房運転を行わせる。暖房運転状態でエバポレータ21の第1の部屋211 と第2の部屋212との間にエキスパンションバルブ25が介在されるようにし、第1の部屋211 がコンデンサ、第2の部屋212 がエバポレータとなって除湿暖房運転が行われる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサで圧縮された冷媒を冷房モード時に第1の通路に供給し、また暖房さらに除湿暖房モード時に第2の通路に供給する切替え弁機構と、前記第1の通路に設定されたコンデンサと、前記切替え弁機構によって選択された前記第1の通路もしくは第2の通路をを介して供給される前記冷媒が供給されるように配置された、少なくとも2つの部屋に分割して構成されたエバポレータと、前記圧縮冷媒を膨脹するエキスパンションバルブと、前記冷房モード時に、前記エキスパンションパルブが前記エバポレータの前段に挿入されるように冷媒通路を設定する第1の制御弁機構と、除湿暖房モード時に、前記エキスパンションバルブが前記エバポレータの2つの分割された部屋を結ぶ冷媒通路に設定する第2の制御弁機構とを具備し、冷房モード時には前記第1の通路および前記コンデンサを通過した冷媒が、前記エキスパンションバルブを介して前記エバポレータの2つの部屋に直列的にもしくは並列的に供給され、暖房および除湿暖房モード時には、冷媒が前記第2の通路により前記コンデンサおよびエキスパンションバルブをバイパスして前記エバポレータに供給されるようにしたことを特徴とする自動車用空調装置。
IPC (4件):
B60H 3/00 ,  B60H 1/22 ,  F25B 13/00 103 ,  F25B 29/00 411

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