特許
J-GLOBAL ID:200903054125219304

鎖錠端子金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319621
公開番号(公開出願番号):特開平6-168745
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、電線の芯線に対する鎖錠の信頼性を向上できるとともに、手作業による芯線の接続作業を軽い操作力で円滑に実施できる鎖錠端子金具を得ることにある。【構成】挿通孔14を通して挿入される電線18の芯線18aを端子主部12との間に挟持する鎖錠挟持部16の幅方向中間に、端子主部12と対向する面と反対の面側に突出されて、芯線18a に対して略軸直角方向から接する一対の辺20a よりなるV字状の芯線接触縁20を鎖錠挟持部16の先端縁に形成する挟持凹部19を、挿通孔14と対向して設け、前記挟持凹部19を、この凹部を挟む部分16a から前記一対の辺20aの交点24に向けて次第に狭まりながら傾斜する略三角形状の一対の第1案内面22と、これら第1案内面22間に設けられて交点24に向けて次第に狭まりながら傾斜する略三角形状の第2案内面23とで形成したことを特徴としている。
請求項(抜粋):
平板状の端子主部と、この主部の長手方向の一端に連なって前記端子主部の裏側に折り曲げられた端板部と、この端板部の前記端子主部側の一端部に設けられ前記端子主部の長手方向に沿って挿入される電線の芯線が通される挿通孔と、前記端板部の他端に連なり前記端子主部側に向けて弾性変形可能に屈曲された鎖錠ベース部と、このベース部の先端に連なり前記挿通孔から遠ざかる方向に折れ曲がって傾斜され前記芯線を前記端子主部との間に挟持する鎖錠挟持部とを備えた鎖錠端子金具において、前記鎖錠挟持部の幅方向中間に、前記端子主部と対向する面と反対の面側に突出されて、前記芯線に対して略軸直角方向から接する一対の辺よりなるV字状の芯線接触縁を前記鎖錠挟持部の先端縁に形成する挟持凹部を、前記挿通孔と対向して設け、前記挟持凹部を、この凹部を挟む両側部分から前記芯線接触縁のV字形状をなす前記一対の辺の交点に向けて次第に狭まりながら傾斜する略三角形状の一対の第1案内面と、これら第1案内面間に設けられて前記交点に向けて次第に狭まりながら傾斜する略三角形状の第2案内面とで形成したことを特徴とする鎖錠端子金具。

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