特許
J-GLOBAL ID:200903054128981142

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183628
公開番号(公開出願番号):特開平11-030134
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】内燃機関始動時の振動低減と同機関始動完了後の冷間期間の出力向上との両立を図るとともに、吸気バルブ開閉タイミングの変動増大を防止することのできる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】エンジン11には吸気バルブ28の開閉タイミングを調整するためのバルブタイミング調整機構17が設けられる。そして、エンジン11の始動時には、同機構17により吸気バルブ28の閉弁時期が最遅角状態にされる。この状態では、燃焼室25内の空気の圧縮比が小さくなるため、圧縮行程の際における燃焼室25内の圧力が低く抑えられてエンジン11の振動が低減する。また、エンジン11の始動完了後の冷間期間には、同機構17により吸気バルブ28の閉弁時期が最進角状態にされる。この状態では、燃焼室25内の空気の圧縮比が大きくなるため、圧縮行程の際における燃焼室25内の圧力が高められてエンジン11の出力が向上する。
請求項(抜粋):
内燃機関に設けられた吸気バルブの開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整機構と、内燃機関の運手状態を検出する運転状態検出手段と、該検出される機関運転状態に応じて前記バルブタイミング調整機構の駆動を制御する制御手段と、同検出される機関運転状態に基づき、機関始動時には前記吸気バルブの開閉タイミングを遅角補正し、機関始動完了後の所定期間、同吸気バルブの開閉タイミングを進角補正する補正手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (6件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/15
FI (7件):
F02D 13/02 H ,  F02D 13/02 J ,  F01L 1/34 Z ,  F01L 13/00 301 Y ,  F02D 43/00 301 Z ,  F02D 43/00 301 B ,  F02P 5/15 B

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