特許
J-GLOBAL ID:200903054147048295

熱延鋼帯の圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-020919
公開番号(公開出願番号):特開平11-221606
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】必要最低限の電力で粗バーを加熱して、圧延仕上温度を目標温度に制御することが可能な、熱延鋼帯の圧延方法を提供する。【解決手段】粗バー2を加熱する際に、粗バー2の搬送方向に沿って所定の間隔に分割された粗バー2の複数の温度計測点(n)の各計測点毎に、加熱装置7入側に設けた温度計5で測定された粗バー2の温度を初期条件として、加熱装置7を使用しない場合の圧延仕上温度:Tmin と、加熱装置7に最大投入電力:Pmax を投入して粗バー2を加熱した場合の圧延仕上温度:Tmax を予測計算し、このTmin とTmax に基づいて、各計測点毎に加熱装置7の投入電力:Pをオンラインで制御して、粗バー2の各計測点の圧延仕上温度が目標温度:Ttargetとなるように粗バー2を加熱する。
請求項(抜粋):
搬送されるスラブを粗圧延機で粗圧延して粗バーとした後、粗バーを幅方向全体にわたって加熱する加熱装置で加熱し、さらに、仕上圧延機で仕上圧延して熱延鋼帯とする方法において、粗バーを加熱する際に、粗バーの搬送方向に沿って所定の間隔に分割された粗バーの複数の温度計測点の各計測点毎に、加熱装置入側に設けた温度計で測定された粗バーの温度を初期条件として、加熱装置を使用しない場合の圧延仕上温度:Tmin と、加熱装置に最大投入電力:Pmax を投入して粗バーを加熱した場合の圧延仕上温度:Tmax を予測計算する工程と、粗バーの各計測点毎に予測計算された圧延仕上温度:Tmin とTmax から、各計測点毎に下記(1)式に基づいて加熱装置の投入電力:Pをオンラインで制御して、粗バーの各計測点の圧延仕上温度が目標温度:Ttargetとなるように粗バーを加熱する工程と、を備えたことを特徴とする、熱延鋼帯の圧延方法。【数1】
IPC (3件):
B21B 37/76 ,  B21B 37/00 BBM ,  B21B 45/00
FI (3件):
B21B 37/00 132 B ,  B21B 45/00 N ,  B21B 37/00 BBM

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