特許
J-GLOBAL ID:200903054154675122
電気化学電池用の破壊制御機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-548928
公開番号(公開出願番号):特表2002-515637
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】電池のハウジング及び正電極、セパレータ、及び負電極からなる交互に巻かれた層を含む電極アッセンブリを備えている電気化学電池を提供する。この電気化学電池は、さらに、破壊機構であって、電池のハウジングの内部表面の近傍に設けられており、この破壊機構に過剰な力が印加された場合に、セパレータの一部に穴を開けて、らせん状に巻かれた電極アッセンブリの正電極の最外層と負電極の最外層との間で内部短絡を生成するものを備えている。この破壊機構は、電極の一方または両方に形成されたばりであって、反対の極性の電極に向かって突き出しており、このばりに過剰な力が印加された場合に、隣接したセパレータ層を貫通して内部短絡を生成するものを含む。好ましくは、このばりは、負電極の一部を形成する導電性ホイルのストリップの露出した部分に、導電性タブを取り付けることによって形成される。このばりがセパレータに侵入した際に最初の内部短絡が発生する可能性をさらに向上させるため、ばりの下にある正電極の部分を露出した導電性のホイルで形成して、短絡が発生するための不活性領域を用意してもよい。
請求項(抜粋):
電気化学電池であって、 電池のハウジング、 第1の電極、セパレータ、及び第1の電極の極性とは反対の極性を有する第2の電極からなる交互の層を含む、表面積の大きな電極アッセンブリ、及び、 過剰な力が印加された場合に第1の電極と第2の電極との間に内部短絡を生成する破壊機構であって、第1の電極から第2の電極に向かって突き出しており、過剰な力が印加された場合にセパレータを貫通して第2の電極との電気的接触を形成する1つ以上のばりを含む、前記破壊機構、を備えている、前記電気化学電池。
IPC (2件):
FI (2件):
H01M 2/34 A
, H01M 10/40 Z
Fターム (11件):
5H022AA09
, 5H022BB02
, 5H022CC13
, 5H022CC16
, 5H022KK03
, 5H029AJ12
, 5H029BJ02
, 5H029BJ14
, 5H029CJ04
, 5H029DJ04
, 5H029DJ07
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
非水系電池
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-249982
出願人:旭化成工業株式会社
-
特開昭54-079424
-
電池の安全装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-234727
出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (3件)
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非水系電池
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-249982
出願人:旭化成工業株式会社
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特開昭54-079424
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電池の安全装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-234727
出願人:トヨタ自動車株式会社
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