特許
J-GLOBAL ID:200903054156253063

変圧器励磁突入電流抑制方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-151605
公開番号(公開出願番号):特開平11-345546
出願日: 1998年06月01日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 遮断器の動作時間のずれ、ばらつきをもたらす要因を考慮して、動作時間が適切なものとなるように調整することにより、励磁突入電流を確実に抑制できる変圧器励磁突入電流抑制方法及びその装置を提供する。【解決手段】 電源側から遮断器9、3相変圧器8、遮断器10を接続し、各機器に、3相PT11,13等を適宜接続する。3相PT11,13の電圧を計測する手段を、信号処理手段26を介して制御装置27に接続する。遮断器9の磁束計測手段17、温度測定手段18、圧力測定手段19及び電圧測定手段20を、信号処理手段24,25を介して制御手段27に接続する。制御手段27に、信号処理手段24,25,26からの入力に基づいて演算処理を行う演算部を設定する。演算部の結果によって遮断及び投入の制御信号28の送出が可能となるように、制御手段27を遮断器9に接続する。
請求項(抜粋):
変圧器の端子に設けられた遮断器の動作を制御する方法であって、前記遮断器の遮断動作時には、基準とする相の電圧零点の時刻からあらかじめ定められた時間後に前記変圧器を切り離し、前記遮断器の投入動作時には、当該基準とする相の電圧零点の時刻からあらかじめ定められた時間後に前記変圧器を投入する変圧器励磁突入電流抑制方法において、前記遮断器における操作圧力の値、操作電圧の値及び周囲温度の値を第1のパラメータ群とし、前記変圧器の投入時における鉄心中の残留磁束量を第2のパラメータとし、前記第1のパラメータ群及び前記第2のパラメータに基づいて、演算により前記遮断器の動作時間を定める制御を行うことを特徴とする変圧器励磁突入電流抑制方法。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭55-100034
  • 変圧器一次側遮断器の制御方法及びその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-195442   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭54-043549
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