特許
J-GLOBAL ID:200903054156671043

補償器調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-152179
公開番号(公開出願番号):特開平9-006405
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【課題】ディスク駆動装置の変換器ヘッドアクチュエータの制御回路を改善する。【解決手段】外乱に応答して検知されるプラント62からの位置誤差信号から、複数の順方向位置誤差値PES(k)を得る。該誤差値は複数の、順方向に次第に増大する時間セグメントにわたって決定される。所定の数の順方向位置誤差値が得られると、これに重みを付けて、該誤差値が得られた時間順序とは逆の順序でプラントに入力として加える。これに応答して複数の逆方向伝搬誤差値B(k)が生じ、これはダイレクト・フォームIIフィルタ機能として構成されている補償器62内部のノード60から得られる。次に、複数の逆方向伝搬誤差値を補償器の出力値C(k)及び順方向位置誤差値PES(k)と関連して使用し、各補償器ゲイン段値を算出し、順方向位置誤差値を減少させる。
請求項(抜粋):
結合されたプラントのフィードバック制御システムの補償器を調節する方法であって、前記補償器は、入力加算器と、出力加算器と、信号を前記入力加算器から受け取り、信号を前記出力加算器に与える第1の調節可能な順方向ゲイン手段と、前記信号を前記入力加算器から受け取る少なくとも一つの単位時間セグメント遅延手段と、信号を前記少なくとも一つの単位時間セグメント遅延手段から受け取り、信号を前記出力加算器に与える少なくとも第2の調節可能な順方向ゲイン手段と、信号を前記少なくとも一つの単位時間セグメント遅延手段から受け取り、信号を前記入力加算器に与える少なくとも一つの調節可能な逆方向ゲイン手段と、位置誤差信号を前記プラントの出力から前記入力加算器に受け取るための入力とを備えた補償器であって、前記方法は、(a)次第に増大する複数の時間セグメント値においてそれぞれ決定する、前記プラントの外乱に応答して前記プラントから前記入力加算器に送られた位置誤差信号から、複数の順方向誤差値を得るステップと、(b)前記次第に増大する複数の時間セグメント値において決定された複数の補償器出力値を前記出力加算器から得るステップと、(c)前記得られた順方向誤差値を、前記順方向誤差値を得た時間順序とは逆の逆方向伝搬順序で、前記プラントに入力として加えるステップと、(d)前記得られた順方向誤差値を前記逆方向伝搬順序で加える前記ステップに応答して、前記入力加算器からの出力信号から得られた複数の逆方向伝搬誤差値を得るステップと、(e)前記複数の逆方向伝搬誤差値、前記補償器出力値、および前記位置誤差信号を用いて、前記順方向誤差値の減少を可能とする変化した補償器ゲイン手段値を得るステップとを設けて成る方法。
IPC (3件):
G05B 13/02 ,  G05D 3/12 305 ,  G05D 3/12
FI (3件):
G05B 13/02 A ,  G05D 3/12 305 L ,  G05D 3/12 305 V

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