特許
J-GLOBAL ID:200903054160423011

杭と鞘管間のグラウト流出防止用シール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 徹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-274960
公開番号(公開出願番号):特開平9-088050
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】表面を塗覆した杭の塗膜を剥離させることのない低いシール圧で、杭と鞘管の相対変位許容量を大きく設定することのできる杭と鞘管間のグラウト流出防止用シール構造を提供する。【解決手段】固定部11Aの下縁内周側に環状のシール部11Bが略直角に突設されて成る断面形状L字状に弾性を有する素材によって形成されたシール材11が、ジャケット1に嵌合するベースリング12の内周に固定されて形成されたシール10が、固定部11Aを上側としてベースリング12を介してジャケット12に固定され、シール部11Bが下側に屈曲変形してその弾性復帰力で先端が杭2の外面に圧接するように構成されている。
請求項(抜粋):
構造物の構築現場に立設された鞘管内に杭を挿入しつつ地中に打設した後、前記杭と鞘管の間隙にグラウトを注入して当該杭と鞘管とを結合固定する基礎工法に於いて、杭の外周面と鞘管の内周面の間に介装され、当該介装部位より上方に充填されるグラウトの流下を防ぐシール構造であって、前記鞘管内に嵌合する短筒状の固定部の下縁内周側に環状のシール部が前記固定部に対して断面形状L字状に突設されて成る弾性を有する素材によって形成されたシール材が、当該固定部を介して前記鞘管の内面に固定され、前記シール部が下側に屈曲変形してその弾性復帰力で先端が前記杭の外面に圧接するように構成されていることを特徴とする杭と鞘管間のグラウト流出防止用シール構造。
IPC (2件):
E02B 17/00 ,  E02B 3/06
FI (2件):
E02B 17/00 ,  E02B 3/06

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