特許
J-GLOBAL ID:200903054162322824
断層写真像を作成する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-321103
公開番号(公開出願番号):特開平7-250832
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 運動によるアーティファクトを増加させることなく螺旋走査の際に患者テーブルの速度を増加させることができる断層写真像を作成する方法を提供する。【構成】 2つの扇形ビーム14を用いた螺旋走査の間に収集されたx線投影データから断層写真像を作成する方法が、データの冗長度及び像平面からの距離を考慮に入れて、各々の投影データ配列にある選択されたデータを加重することを含んでいる。加重された投影データの各々の配列を逆投影し、組み合わせて、所望のスライス像を形成する。
請求項(抜粋):
螺旋走査で収集された投影データから物体の断層写真像を作成する方法であって、前記データは、z軸に沿って配設された一対の扇形x線ビームから取り出され、該一対の扇形x線ビームの各々は、z軸の周りの複数のガントリ角度θで一連の扇形ビーム投影を発生し、該一連の扇形ビーム投影の各々は、角度φを見込んでおり、(a) 撮像されるべき物体をz軸に沿って並進させるときに180°+φにわたる範囲のガントリ角度θにわたって一組の投影を収集する工程であって、該一組の投影は、第1の扇形ビームのx線エネルギの前記物体による減衰を示す第1のデータ配列を形成すると共に、第2の扇形ビームのx線エネルギの前記物体による減衰を示す第2のデータ配列を形成する、一組の投影を収集する工程と、(b) 前記第1のデータ配列にあるデータに第1の組の加重値を乗ずる工程と、(c) 前記第2のデータ配列にあるデータに第2の組の加重値を乗ずる工程と、(d) 前記第1及び第2のデータ配列にある対応する加重されたデータを組み合わせる工程と、(e) 組み合わされた前記第1及び第2のデータ配列から断層写真像を作成する工程とを備えた断層写真像を作成する方法。
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