特許
J-GLOBAL ID:200903054165623051

カメラの焦点制御及び露出制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-009531
公開番号(公開出願番号):特開平5-196857
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【構成】 多数の測距ポイント及び測光エリアを2次元的に設定する。各測距ポイントにおける測距データの経時変化を検出する。ある測距ポイントの経時変化が閾値よりも大きい場合にこの測距ポイントを主要被写体候補エリアとする。主要被写体候補エリア中の各測距ポイントのうち、カメラとの最短距離データを有する測距ポイント及び最短距離データから一定範囲内の距離データを持つ測距ポイントを、主要被写体が位置するポイントと判定する。このポイントの測距データに基づき合焦制御を行う。また、ポイントに対応する測光エリアの測光データに基づき露出制御を行う。【効果】 フォーカスロックをする必要もなく自由な構図で撮影を行うことができる。しかも背景や他の構造物に影響されずに、人物等の動きのある主要被写体を重視した焦点制御及び露出制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
1画面内に2次元配置をとり画面全体をカバーする多数(総数N)の測距ポイント及び測光エリアを設定し、各測距ポイントを測距するとともに各測光エリアを測光するモードを持つカメラにおいて、前記モードがオンのときに、ある測距ポイント(番号n)の時刻tにおける測距データDn(t)と、直前の測光時刻(t-Δt)における測距データDn(t-Δt)との差をとり、この差ΔDn(t)の絶対値が、ある閾値ThDより大ならば、この測距ポイントは、「被写体動きあり」と判定し、全測距ポイント(n=1〜N)について、「動きあり」の有無の判定を行い、「動きあり」と判定されたポイントのうち、カメラとの最短距離データを有する測距ポイント及び最短距離データから一定値ε内の距離データを持つ測距ポイントを主要被写体エリアと判定し、この主要被写体エリアに基づいて自動的に焦点制御及び露出制御することを特徴とするカメラの焦点制御及び露出制御方法。
IPC (3件):
G02B 7/28 ,  G03B 13/36 ,  G03B 7/28
FI (2件):
G02B 7/11 N ,  G03B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-069370
  • 特開昭64-087473

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