特許
J-GLOBAL ID:200903054177140587

差動トランス式変位センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-204027
公開番号(公開出願番号):特開2003-014409
出願日: 2001年07月04日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 直線性のある変位出力を確保しつつ、小型化することが可能な差動トランス式変位センサ1Bを提供する。【解決手段】 第1コイル2aと第2コイル2bとの両者の一部同士を、1次コイル4の中心付近で径方向に重ねて巻回配置させて2次コイル2を構成する両コイル2a、2bの各々の長さ(磁性体コア3Aの移動方向長さ)を長く設定する。つまり、この重複巻きの長さ分だけ2次コイル2の全長L2を短く設定できる。また、磁性体コア3Aの移動方向における自らの全長LCbは、磁性体コア3Aの移動方向における1次コイル4の全長の0.8倍から1.5倍の間の長さに設定する。それにより、EV出力感度(磁性体コア3Aの移動量に対する変位出力)低下による耐ノイズ性悪化と磁性体コア3Aの変位出力の直線性の向上との双方の要求点を満足でき、かつ小型化することが可能となる。
請求項(抜粋):
筒状に巻回される1次コイルと、該1次コイルとは同軸上に筒状に巻回される2次コイルとを有するコイル体と、前記コイル体の内部にあって、前記コイル体とは非接触に往復移動自在な磁性体コアとを備え、かつ前記2次コイルは、前記磁性体コアの移動方向に直列に配置される第1コイルと第2コイルとを有し、前記1次コイルに流す交流電流により前記第1コイルと前記第2コイルとに誘起起電力を発生させる構成とし、これら双方の誘起起電力の差に応じた出力を生じる差動トランス式変位センサにおいて、前記第1コイルと前記第2コイルとの両者の一部同士を、前記1次コイルの中心付近で径方向に重ねて巻回させて配置したことを特徴とする差動トランス式変位センサ。
IPC (4件):
G01B 7/00 ,  G01D 5/22 ,  H01F 27/24 ,  H01F 27/28
FI (4件):
G01B 7/00 D ,  G01D 5/22 A ,  H01F 27/28 K ,  H01F 27/24 Z
Fターム (18件):
2F063AA02 ,  2F063BB03 ,  2F063CA08 ,  2F063CA09 ,  2F063CA34 ,  2F063DA01 ,  2F063DD02 ,  2F063GA04 ,  2F063GA30 ,  2F063GA47 ,  2F063KA01 ,  2F063NA06 ,  2F077AA27 ,  2F077FF04 ,  2F077FF11 ,  2F077FF22 ,  5E043BA01 ,  5E043BA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-215802
  • 特開昭62-215802
  • 変位検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-000310   出願人:本田技研工業株式会社

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