特許
J-GLOBAL ID:200903054180261123

被検体検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351668
公開番号(公開出願番号):特開平7-198616
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】錠剤等の被検体表面の検査精度を高める。【構成】ガイド板22に列設された吸引孔22aからの吸引負圧により両側をガイドレール23に案内されて駆動される搬送用ベルト1上に載って搬送される錠剤Tの表面を所定の位置で撮像し、検査を行う。搬送用ベルト1の二次元方向のズレが無くなり、錠剤Tの破片が吸引孔22aに引っ掛かることを防止でき、錠剤Tの粉末が吸引孔22aに付着しても撮像されないなどの結果、撮像による錠剤表面の検査精度が大幅に向上する。
請求項(抜粋):
内部空間に負圧源によって負圧が導かれる吸引ボックスと、前記吸引ボックスの開口面を覆って取り付けられ、直線方向等間隔毎に多数の吸引孔を開口した吸引孔列を1列以上備えると共に、該吸引孔列を中心としてその両側に夫々凸状のガイドレールを設けたガイド板と、前記ガイド板の吸引孔列形成方向の両端部外側にあって、前記吸引ボックスに回転自由に支持され、かつ、一方は駆動源によって回転駆動されるタイミングプーリと、両端部が前記タイミングプーリと係合する環状のタイミングベルト状であって、かつ、内周面の幅方向中央部に前記ガイドレールと係合する環状の凹溝が形成され、該ガイドレールとガイド板を挟んで反対側部分が前記吸引ボックス内部空間を通過するように装着された複数本の搬送用ベルトと、を含んで構成され、前記吸引孔は、周縁が少なくとも該吸引孔の中心を中心とし該吸引孔列を挟む両側一対の搬送用ベルトの対向する側縁間の間隙を直径とする円の外径より外側にある大きさに形成し、かつ、隣接する吸引孔間を橋渡しする部分の長さを前記一対の搬送用ベルトの対向する側縁間の間隙以下に設定してなる搬送部と、前記所定の吸引孔の外方にあって一対の搬送用ベルトに跨がって着座しつつ搬送される被検体と対向する位置に配置され、該吸引孔の中心近傍を通り該吸引孔の搬送用ベルトの間隙から露出する周縁とは交わらない直線方向に周期的に往復走査を行って被検体の線状の像を撮像し、該線状の像を時系列に繋げて被検体の表面像を得る撮像部と、を備えたことを特徴とする被検体検査装置。
IPC (3件):
G01N 21/85 ,  G01N 33/15 ,  B65G 15/58

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