特許
J-GLOBAL ID:200903054191948333

重力式護岸補修用目地材及び重力式護岸補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119677
公開番号(公開出願番号):特開平10-311015
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 ケーソンからなる護岸においては、ケーソンの不等沈下等により、各種防砂部材が破損し、ケーソン同士の隙間を通って陸側の土砂が漏出する場合があった。また、これを補修しても、ケーソンがさらに不等沈下した場合に、再補修が必要となった。【解決手段】 耐候性ゴム製の管体21をケーソン1同士の間の目地部分に上下方向に沿って挿入する。次いで、ボルト22aとナット22bとからなる拡径部材により、管体21をケーソン1の並び方向に略直交する方向から締め付ける。これによって、管体21が弾性変形し、管体21の上記並び方向に沿った径が拡がり、ケーソン1の間の目地部分を閉塞できる。また、管体21を十分に締め付ければ、補修後、ケーソン1の間隔がさらに拡がっても、管体21がそれに追従して拡がるので、再補修することなく対応することができる。
請求項(抜粋):
複数の重力式構造物を左右に並べて配置することにより形成された既設の重力式護岸の上記重力式構造物同士の間の目地部分を閉塞するための重力式護岸補修用目地材であって、上記重力式構造物同士の間の目地部分に上下方向に沿って挿入され、かつ、弾性部材からなる管体と、該管体の軸方向に沿って複数配置され、かつ、該管体を上記重力式構造物の並び方向に略直交する方向から挟み込んで締め付けることにより、管体の上記並び方向に沿った径を拡げる拡径手段とを具備してなることを特徴とする重力式護岸補修用目地材。
IPC (2件):
E02B 3/06 ,  E02B 3/16
FI (2件):
E02B 3/06 ,  E02B 3/16 A

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