特許
J-GLOBAL ID:200903054192237414
免震構造建物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
砂場 哲郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142717
公開番号(公開出願番号):特開平8-312195
出願日: 1995年05月17日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 常時において、免震装置の設置環境の低下を防止するとともに、地震時に補助的ダンパーの役割を果たす。【構成】 建物の躯体構造10の外周壁下端とピット部21の外周との間に所定のクリアランスを有する開口部を設け、アイソレータ30で躯体構造10を支持する際に、ピット部21の外周に沿ってピット部21を周回するように外構槽を設け、内部に水を貯留する。さらに躯体構造10の外周壁下端位置から外周壁に沿って周回するように外周構造部13を形成し、その先端部が外構槽25内の水中に浸漬して開口部でのピット部21の外気との連通を遮断する。
請求項(抜粋):
建物の躯体構造の平面形状にほぼ一致する平面形状からなる基礎構造のピット部内にアイソレータを配設し、前記躯体構造の外周壁下端と前記ピット部の外周との間に所定のクリアランスを有する開口部を設け、前記アイソレータで前記躯体構造を支持するようにした免震構造建物において、前記開口部での前記ピット部の外気との連通が、前記ピット部の外周に沿って前記ピット部を周回するように設けられ、内部に液体が貯留された外構槽と、前記躯体構造の下端所定位置から延設され、前記の外周壁に沿って周回するように形成され、先端部が前記外構槽内の液体中に浸漬するような形状をなす外周構造部とにより遮断されるようにしたことを特徴とする免震構造建物。
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