特許
J-GLOBAL ID:200903054204026090

エンジンのバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013967
公開番号(公開出願番号):特開平6-221123
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 エンジンのバルブタイミング制御装置において、バルブリフト量の変更制御を、ジャンプ及びバウンスの発生を可及的に抑制しつつ達成する。【構成】 回転カム7,8と揺動カム4,5とを備え、制御手段72からの制御信号に基づいて駆動手段73をして上記回転カム7,8と揺動カム4,5のいずれか一方を軸方向に移動させることでバルブリフト量を変化させるものにおいて、バルブリフト量を小リフト量から大リフト量へ変化させる場合には少なくともバルブ下降リフト時における最大加速度点から最小加速度点までの期間における上記駆動手段の作動速度をそれ以外の期間における場合よりも小さく設定する。これにより、バルブ下降リフト時における最大加速度と最小加速度とが定常時よりもともに小さくされることから、ジャンプの発生が可及的に防止される。
請求項(抜粋):
テーパー状に形成されたカム面をもつ回転カムと、該回転カムに摺接せしめられ該回転カムの回転に連動して揺動しバルブをリフトさせる揺動カムと、上記回転カムと揺動カムのいずれか一方を軸方向に移動させる駆動手段とを備え、該駆動手段をして上記回転カムと揺動カムの軸方向における相対位置を変化させることでバルブリフト量を変化させるようにしたエンジンのバルブタイミング制御装置であって、エンジンの運転状態に基づいてバルブリフト量を大リフト量とすべき領域か小リフト量とすべき領域かを判定するリフト領域判定手段と、該リフト領域判定手段からの信号を受けて上記駆動手段に所定の駆動信号を出力する制御手段とを備えるとともに、該制御手段は、バルブリフト量を小リフト量から大リフト量へ変化させる場合には少なくともバルブ下降リフト時における最大加速度点から最小加速度点までの期間における上記駆動手段の作動速度をそれ以外の期間における場合よりも小さく設定する如く構成されていることを特徴とするエンジンのバルブタイミング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-087909
  • 特開平4-361601
  • 特開平1-195904
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