特許
J-GLOBAL ID:200903054210714713
液状化地盤における基礎構造
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082038
公開番号(公開出願番号):特開平6-294137
出願日: 1993年04月08日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 基礎杭の強度増大や広範囲の地盤改良を施す必要がなくて経済効率が良く、短期間で施工できる液状化地盤における基礎構造の提供。【構成】 液状化地盤2上の建物3の鉛直荷重は非液状化地盤4bへ達する基礎杭5で支持し、建物に作用する水平力は液状化地盤中に造成した壁状地盤改良体6で、非液状化地盤へ伝達する。地盤改良体6は、改良範囲が平面的に帯状で必要最少限とし、建物平面形状に合せて基礎杭と交錯しないように配置する。そして、基礎杭5は、加わる水平力を地盤改良体6によって減少でき、主な設計荷重を鉛直方向のみとして経済性を向上させる。地盤改良体6は、水平力伝達用の改良範囲を必要最少限として、敷地の全面改良構造に比べ経済性,工期を有利にする。さらに、地盤改良体6と基礎杭5とが交錯しないので、両工事の手順の前後が制約されず、両工事での地盤改良体や基礎杭の損傷などの心配を無くす。
請求項(抜粋):
地震時に液状化する可能性のある液状化地盤上に建設する建物の基礎構造であり、前記建物の鉛直荷重を支持すべく、前記液状化地盤の下方地層である非液状化地盤まで打ち込み到達させた複数本の基礎杭と、前記建物に作用する水平力を非液状化地盤へ伝達すべく、前記液状化地盤の地中に造成した壁状の地盤改良体とを備えてなり、前記地盤改良体は、前記建物の平面形状に合わせると共に、前記各基礎杭と交錯しないようにして、必要最小限形成してなることを特徴とする液状化地盤における基礎構造。
IPC (3件):
E02D 27/34
, E02D 3/00
, E02D 27/12
引用特許:
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