特許
J-GLOBAL ID:200903054211347412

電力系統安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-175563
公開番号(公開出願番号):特開2001-352678
出願日: 2000年06月07日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】系統化安定化制御の過渡安定度維持の制御を他の安定度と協調性を持たせて最適化する。【解決手段】中央演算装置10は、系統各端の情報収集端末30より系統運用情報を受信し、系統の事故や動揺に対して電力系統安定化を図る制御指令を制御端末40に出力する。系統安定化制御演算部101は、事故情報を含む系統運用情報に基づいて、系統事故時に系統の過渡安定度を演算して安定化不能(脱調する)のとき、総合型電制効果指標演算部102により各発電機の電制効果指標を演算し、指標の最も大きい発電機を電制候補に選択して、再度の安定度演算で安定可能な場合は、電制候補の発電機を系統から切り離す。電制効果指標は系統の過渡安定度効果指標とともに、周波数安定度効果指標及び電圧安定度効果指標の積から算出する。
請求項(抜粋):
事故情報を含む系統運用情報を入力し、系統事故時に前記情報に基づいて求めた系統の過渡安定度から、安定化に必要な電源制限(以下、電制)に適した発電機を系統内から選定し、選定した発電機の遮断指令を出力する電力系統安定化装置において、前記電源制限に必要な発電機(以下、電制発電機)の選定のために、系統の過渡安定度維持に効果のある指標(以下、過渡安定度効果指標)と周波数安定度維持に効果のある指標(以下、周波数安定度効果指標)、または、前記過渡安定度効果指標、前記周波数安定度効果指標及び電圧安定度維持に効果のある指標(以下、電圧安定度効果指標)の各指標値を系統内の発電機毎に算出し、算出した各指標値に基づいて総合化した電制効果指標値を演算し、前記電制効果指標値が最も高い発電機を電制候補として選択する電制候補選択手段を設け、前記電制候補の発電機を系統から切り離して系統の安定化が可能となると判定される場合に、当該発電機を前記電制発電機として選択し、系統の安定化が不可能と判定される場合に、追加の電制発電機を選定するために前記電制候補選択手段による前記電制候補の選択を繰り返すことを特徴とする電力系統安定化装置。
Fターム (5件):
5G066AD01 ,  5G066AD07 ,  5G066AD09 ,  5G066AE07 ,  5G066AE09

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