特許
J-GLOBAL ID:200903054214540540

磁気共鳴観測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-290065
公開番号(公開出願番号):特開平10-127597
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】本発明は、磁気共鳴映像装置の静磁場中にある患者の体内に挿入プローブ部を挿入して使用する場合において、静磁場の磁場均一性を特に乱すことなく、磁気共鳴映像による診断の信頼性を確保しつつ、同時に湾曲部の耐性/加工性を向上することができる磁気共鳴観測装置を提供する。【解決手段】本発明は、磁気共鳴観測装置の挿入部2において、高周波アンテナ7を内蔵する先端部構造体3とそれに近接する中継細管5との間に、先端側に配置される第1湾曲部材11と、この後に配置される第2湾曲部材12を備え、第1湾曲部材11は磁気共鳴画像による画像診断に支障をきたさない程度の磁化率を有する非強磁性金属またはセラミックスで全てを構成し、前記第2湾曲部材12は前記高周波アンテナに対して磁気共鳴画像による画像診断に支障をきたさない距離をおいて配され、オーステナイト系ステンレス鋼で構成した。
請求項(抜粋):
患者の体内に挿入可能な挿入プローブ部に磁気共鳴信号を受信する高周波アンテナを含むMR信号受信回路部を具備し、挿入プローブ部を患者の体内へ挿入することにより磁気共鳴診断を行う磁気共鳴観測装置において、高周波アンテナを内蔵する前記挿入プローブ部の先端構造部とそれに近接する中継部との間に、先端側に配置される磁気的緩衝部を備えた湾曲部を有し、前記磁気的緩衝部は磁気共鳴画像による画像診断に支障をきたさない程度の磁化率を有する非強磁性金属またはセラミックスで全てを構成し、前記湾曲部は前記高周波アンテナに対して磁気共鳴画像による画像診断に支障をきたさない距離をおいて配され、オーステナイト系ステンレス鋼で構成されたことを特徴とする磁気共鳴観測装置。
FI (2件):
A61B 5/05 355 ,  A61B 5/05 390

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