特許
J-GLOBAL ID:200903054215868379

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214564
公開番号(公開出願番号):特開平5-033858
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 変速段切り換え時のエンジン回転の吹き上がりを確実に防止し得るような自動変速機の制御装置を提供する。【構成】 自動変速機における2-3シフトアップ時には、3-4クラッチを締結しながら2-4ブレーキの締結を解除していくが、この変速時に2-4ブレーキのドラムに伝達される伝達トルクTdに対するバンドトルク容量Tbの余裕代rが所定の設定値よりも大きくなるように制御する。伝達トルクTdをエンジンの出力トルクと3-4クラッチの締結トルクに基いて演算し、またバンドトルク容量Tbを2-4ブレーキの油圧アクチュエータのサーボアプライ圧に基いて演算し、前記余裕代r(r=Tb-Td)を演算し、余裕代rが設定値以下になったときには余裕代rを拡大する方向へ、エンジンの出力トルク又は3-4クラッチのクラッチ圧を補正制御する。
請求項(抜粋):
エンジンの出力軸に連結されたトルクコンバータと、トルクコンバータの出力軸に連結された変速歯車機構と、変速歯車機構の動力伝達径路を切り換える複数の摩擦締結要素と、これら摩擦締結要素を夫々締結させる複数の油圧アクチュエータとを備え、2つの摩擦締結要素の締結状態を切り換えることで設定される変速段を有する自動変速機において、前記2つの摩擦締結要素のうちの締結が解除される締結側の摩擦締結要素に入力される伝達トルクを求める伝達トルク検知手段と、前記締結側の摩擦締結要素の伝達トルク容量を求めるトルク容量検知手段と、前記伝達トルク検知手段で求めた伝達トルクに対するトルク容量検知手段で求めたトルク容量の余裕代が所定値以下になったときこの余裕代を拡大させる方向に、伝達トルク又は伝達トルク容量に影響を与える可変物理量を補正する制御手段とを備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:68

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