特許
J-GLOBAL ID:200903054217950447

工作機械の熱変位補正量算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-155729
公開番号(公開出願番号):特開平10-006183
出願日: 1996年06月17日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 工作機械の熱変位補正量を少ないメモり容量で迅速に算出する。【手段】 主軸3の温度を第1温度センサ6で計測し、主軸ヘッド1の温度を第2温度センサ7で計測し、ベッド4の基準温度を第3温度センサ8で計測する。温度計測装置9は各温度センサの出力をデジタル信号に変換して温度数値を得る。温度上昇演算器10は発熱部の計測温度から基準温度を減算して温度上昇値を算出し、熱変位量ゼロのとき温度上昇値ゼロとなるように温度上昇値を設定温度値だけシフト演算する。温度・補正量記憶装置11に一つ又は複数の温度-補正量関係表を格納する。補正量演算器12はこの関係表からシフト温度上昇値に対応する暫定補正量を求め、これに換算補正係数を掛けて熱変位補正量を算出する。NC装置13はこの補正量で補正対象軸を制御して熱変位を補正する。
請求項(抜粋):
工作機械の熱変位を補正するにあたり、発熱部の温度を計測し、計測温度から基準温度を減算して温度上昇値を求め、温度上昇値を予め設定された温度値だけシフト演算し、予め記憶された温度-補正量関係表からシフト温度上昇値に対応する暫定補正量を求め、暫定補正量に予め設定された換算補正係数を乗算して補正対象軸の熱変位補正量を算出することを特徴とした工作機械の熱変位補正量算出方法。
IPC (2件):
B23Q 15/18 ,  G05B 19/404
FI (2件):
B23Q 15/18 ,  G05B 19/18 K

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