特許
J-GLOBAL ID:200903054226430553

多地点会議用画面合成システムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304975
公開番号(公開出願番号):特開平7-222131
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 画面合成による遅延時間を短縮でき、また、バッファメモリの記憶容量を少なくできる多地点会議用画面合成システムを提供することである。【構成】 端末A〜D毎の1画面は、QCIF方式により3つのGOBに分割、圧縮符号化され、バッファメモリ12a〜12dに各々蓄積される。GOB検出回路13は、バッファメモリ12a〜12dのGOB蓄積箇所を検出すると共に、1つ以上のバッファメモリに、1画面分の画面データが蓄積されたことを検出し、制御回路14に制御信号を送る。制御回路14の制御により、合成多重化回路15は、例えば、1画面揃わないバッファメモリのGOBには画面データ無しのGOB0を挿入し、4画面をCIF方式によるデータ列に合成して、順番に出力する。また、制御回路14のビットレート調整部18は、GOB0のデータが挿入されても、伝送路を乱さない伝送路ビットレートに調整している。
請求項(抜粋):
複数のテレビ会議端末の各テレビ画面をデータ圧縮した符号化データで画面合成して、合成した符号化データを端末へ送出する多地点テレビ会議システムにおいて、各端末で発生する画像信号を符号化データの最小単位であるGOB(Group Of Blocks)によって蓄積するバッファメモリ手段と、前記GOBが画面データとして所定箇所に揃っていることを判定し出力するGOB検出手段と、この判定出力により、画面合成を行うのに必要な順番に、前記バッファメモリ手段から前記GOBを読出し、読出す符号化データGOBが揃っていなければ空きの部分に符号化データ無しであることを示す符号化データGOB0を挿入して、合成画面の符号化データを合成多重化する合成多重化手段と、前記符号化データGOB0を挿入しても合成画面の符号化データのビットレートが伝送路のビットレートを超えないよう、前記端末毎に対応する部分画面の符号化データの合計を伝送路ビットレートより小さくしておくビットレート調整手段と、前記符号化データGOB0が含まれた符号化データを受信して復号化を行う復号化手段とを備えることを特徴とする多地点会議用画面合成システム。
IPC (5件):
H04N 7/15 ,  G09G 5/14 ,  H04N 7/08 ,  H04N 7/081 ,  H04N 7/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 多地点間制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-291697   出願人:キヤノン株式会社

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