特許
J-GLOBAL ID:200903054228687420

二つの回転自由度を持たせて2個の物体を互いに連結する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-100906
公開番号(公開出願番号):特開2000-027845
出願日: 1999年04月08日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 幾何学軸Xに心合わせして雌形の外輪(42)に回転可能に取り付けられる雄形の内輪(41)を含む軸受(40)を備えており、強度があり、小さな外形寸法を可能にする、二つの回転自由度XおよびYを伴って2個の物体A、Bを互いに連結する装置を提案する。【解決手段】 装置は、内輪(41)および外輪(42)が、外輪(42)の2個の案内面(71)の間に配置された2個の支持面(49)により、XとYに垂直な幾何学軸Zに従って回転可能に連結され、前記支持面(49)および前記案内面(71)が幾何学軸XとZに平行であり、内輪(41)が、幾何学軸Xのシャフト(27)に軸支可能に取り付けられて物体Aに連結されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
幾何学軸(25a)による円形断面のシャフト(27)を含む、通常Aで示される第一の物体(1)と、シャフト(27)を囲む中ぐり穴(76)をそれ自体が含む、通常Bで示される第二の物体(15)との2個の物体A、Bを、二つの回転自由度を持たせ互いに連結する装置であって、a. 前記シャフト(27)と同軸に配置される幾何学軸(40a)を持つ軸受(40)を含み、前記軸受(40)は、雌形の外輪(42)に回転可能に取り付けられる雄形の内輪(41)を含み、従って、前記内輪(41)は、外輪(42)の内部にある雌形の球状支承部(55)内で限定された遊びを伴って回転する雄形の球状支承部(47)を含み、前記内輪(41)は、軸受(40)の幾何学軸(40a)に心合わせされる円形の中ぐり穴(45)を含み、前記雄形の球状支承部(47)は、互いに平行で且つ軸受(40)の幾何学軸(40a)に平行な、平らで対向する2個の支持面(49)により側面が画定され、前記支持面(49)の間の距離Dは、中ぐり穴(45)の直径よりも大きいと共に雄形の球状支承部(47)の直径よりも小さく、一方、外輪(42)は、互いに平行で且つ軸受(40)の幾何学軸(40a)に平行な平らで対向する2個の案内面(71)を含み、前記案内面(71)は、支持面(49)の両側に配置されて支持面とともに限定された遊びを形成し、前記中ぐり穴(45)、前記雄形の球状支承部(47)および前記雌形の球状支承部(55)は、軸受(40)の幾何学軸(40a)によるほぼ回転形状を呈しており、b. 内輪(41)は、シャフト(27)に軸支されて、このシャフト(27)上での平行移動により位置決めされ、c. 外輪(42)は、物体B(15)の中ぐり穴(76)にはめ込まれて、前記物体B(15)に結合されることを特徴とする装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-120416
  • 特開平4-263693
  • 特開平1-120416

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