特許
J-GLOBAL ID:200903054244073628

コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225775
公開番号(公開出願番号):特開平9-055261
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 嵌合操作完了時にバネ反力を解除するとともにより簡易な構成とする。【解決手段】 半嵌合状態にある一対のコネクタを互いに押し戻すにあたり、係合機構のガイド斜面13aとガイド突起21bとが係止突起21aを備えて押し戻しバネ30の側へ進退可能な可撓性アーム21を傾動せしめ、嵌合操作中は係止突起21aを押し戻しバネ30に係止させて反力を受けるようにしつつ嵌合完了時に係止突起21aが押し戻しバネ30から離脱して反力を開放し、また、引き抜き操作中はガイド突起21bがガイド斜面13aの下をくぐり抜けて引き出される。また、嵌合開始時には可撓性アーム21の傾動状態に関わらずガイド突起21bがガイド斜面13a上に確実に乗り上がり、引き抜き時のようにガイド突起21bがガイド斜面13a下に潜り込んでしまうことはないので、半嵌合状態で放置されることもない。
請求項(抜粋):
押し戻しバネの弾性力にて半嵌合状態では互いに押し戻す押し戻し機構を備えた一対のコネクタにおいて、上記押し戻し機構は、一方のコネクタハウジングに対して他方のコネクタハウジングの挿入方向に沿って配置されて支持された押し戻しバネと、上記押し戻しバネに対面するように上記他方のコネクタハウジングに対して一体的に形成され、同押し戻しバネの側へ進退可能な可撓性を有するとともに同押し戻しバネに係止可能な係止突起を形成した可撓性アームと、上記可撓性アームと上記一方のコネクタハウジングとに形成したガイド斜面とガイド突起とからなり、上記一対のコネクタハウジングの嵌合及び引き抜き操作に応じて互いに係合して上記可撓性アームを傾動せしめるにあたり、嵌合操作中は上記ガイド突起が上記ガイド斜面上に乗り上がることにより上記係止突起が上記押し戻しバネに係止するように上記可撓性アームを上記一方のコネクタハウジングの側に傾動させるとともに嵌合完了時にガイド突起がガイド斜面を乗り越えて同係止突起が同押し戻しバネから離脱するように退避せしめ、引き抜き操作中は上記ガイド突起が上記ガイド斜面の下をくぐり抜け、かつ、嵌合開始時は上記可撓性アームの傾動状態に関わらず上記ガイド突起が上記ガイド斜面上に強制的に乗り上げるようにした係合機構とを具備することを特徴とするコネクタ。

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