特許
J-GLOBAL ID:200903054246269112
危険交通事象検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡澤 英世 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220625
公開番号(公開出願番号):特開平6-052485
出願日: 1992年07月28日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 映像信号から道路上に設定された複数の計測点Pijに対応した輝度データ群Dt を順次得て、これから車両2値化データ群Dn を得て、2つの車両2値化データ群Dn の差分から4値化データ群Fn を求め、これに基づき車両対応点の速度と方向を求めて予測位置を示す車両移動ベクトルMj を算定し、交錯禁止ベクトルM′j 同士の交錯を検定し、交錯計測点Nijがあった場合に危険交通事象Lm とし、各交錯計測点Nijの分布状況に基づき危険度を定量化してこれを出力する、との各過程で構成する。【効果】 画像記録装置のプレトリガ機能と併用して画像記録装置により不要時を排除して必要交通事象のみ洩らさず記録することで、記録時間を等価的に延長できる。又、信号無視車両の車番を記録して交通取締りに利用する、交差点の実交通流の危険事象を分析して適切な対策を行う。
請求項(抜粋):
撮像手段により道路を含む領域を撮像して対応する映像信号を得て、画像中で道路上に設定された複数の計測点(Pij)夫々に対応する映像信号中の時間的位置夫々での輝度レベル(Cij)からなる1フィールド単位の輝度データ群(Dt )を順次得て、各計測点(Pij)での路面に対応する輝度レベル(Cr ij)からなる輝度データ群を所定間隔で抽出して基準路面データ(Dr )として保持し、輝度データ群(Dt )を前記基準路面データ(Dr )と比較し充分な差が認められるデータを車両対応点として2値化した車両2値化データ群(Dn )を得てこれを順次保持し、一定時間差で得られた2つの前記車両2値化データ群(Dn )の差分からなる4値化データ群(Fn )を求めて、前記4値化データ群(Fn )に基づき車両対応点の速度と方向を求めて各車両対応点の所定時間経過後の予測位置を示す車両移動ベクトル(Mj )を算定し、各々の車両移動ベクトル(Mj )をも含む停止線等の交錯禁止ベクトル(M′j )同士が交錯する交錯計測点(Nij)を算出し、交錯計測点(Nij)があった場合には連続する交錯計測点(Nij)から成る交錯領域(L′m )1つに対応して1つの危険交通事象(Lm )を検出した旨の危険検出信号(Sm )を出力するとの各過程からなることを特徴とする危険交通事象検出方法。
IPC (5件):
G08G 1/00
, G01B 11/30
, G06F 15/62 380
, G06F 15/68
, G08G 1/04
前のページに戻る