特許
J-GLOBAL ID:200903054250400797

硝酸塩安定化イソチアゾロン類用のニトロサミン生成の抑制剤としての臭素酸塩及び製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308036
公開番号(公開出願番号):特開平6-065221
出願日: 1992年10月22日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ニトロサミンの含有量を減少させた3-イソチアゾロン類の製造方法を提供する。【構成】 下記式[式中、R及びR1 は水素、ハロゲンなど、Yは、C1〜18のアルキル又は置換アルキルなど]で示される、実質的にニトロサミンを含まない、生物学的に活性な金属硝酸塩安定化3-イソチアゾロン化合物の製造方法であり、(a)ジスルフィドエステルをアミンと反応させて、ジスルフィドアミドを生成する工程;(b)アミドを環化するためジスルフィドアミドをハロゲン化剤と接触させて、イソチアゾロン・HXを生成する工程;(c)イソチアゾロン・HXを中和する工程;(d)金属硝酸塩を添加することによって中和されたイソチアゾロンを安定化する工程;(e)加熱処理工程;を含み、前記工程(e)の前及び工程(c)の後であって、工程(d)の前か、その間か、又はその後に、一定量の金属臭素酸塩を添加することを含む。
請求項(抜粋):
次式;【化1】[式中、R及びR1 は、独立して、水素及びハロゲンからなる群より選ばれるか、又はRが(C1 〜C4 )アルキルでR1 がハロゲンであり;Yは、炭素原子数1〜18のアルキル又は置換アルキル、炭素原子数2〜8の非置換若しくはハロ置換アルケニル又はアルキニル、炭素原子数2〜12のシクロアルキル若しくは置換シクロアルキル、炭素原子数10までのアラルキル又はハロ-、(C1 〜C4 )アルキル-若しくは(C1 〜C4 )アルコキシ-置換アラルキル、炭素原子数10までのアリール又はハロ-、(C1 〜C4 )アルキル-若しくは(C1 〜C4 )アルコキシ-置換アリールである]で示される、実質的にニトロサミンを含まない、生物学的に活性な金属硝酸塩安定化3-イソチアゾロン化合物の製造方法であって、(a)シスルフィドエステルをアミンと反応させて、ジスルフィドアミドを生成する工程;(b)該アミドを環化するためジスルフィドアミドをハロゲン化剤と接触させ、イソチアゾロン・HXを生成する工程;(c)イソチアゾロン・HXを中和する工程;(d)金属硝酸塩を添加することによって中和されたイソチアゾロンを安定化する工程;(e)加熱処理工程;を含んでなり、前記工程(e)の前及び工程(c)の後であって、工程(d)の前か、その間か、又はその後に、一定量の金属臭素酸塩を添加することを含むことを特徴とする前記製造方法。

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