特許
J-GLOBAL ID:200903054266996860

直交振幅変調方式デイジタル無線装置の復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-269519
公開番号(公開出願番号):特開平5-110609
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】本発明は多値直交変調方式無線装置の復調装置に於て簡易な構成で異常同期防止を可能にする。【構成】コスタス方式の搬送波再生ループ(CRGL)を適用して再生搬送波と受信信号とを混合させることにより復調ベースバンド信号を得る多値直交変調方式の無線装置の復調装置において、復調ベースバンド信号をもとに復調した受信データの復調アイパターンを受信データの伝送速度の倍の速度でサンプリングし、得たデータの検出領域からデータの捩じれを異常同期検出手段13にて検出して異常同期を検出し、異常同期時には所定の時間、CRGLを禁止させて選択手段7 により所定の基準信号を制御信号として出力させ、これをCRGLが有して制御信号対応の周波数で発振し再生搬送波を得る発振手段9 に与えて正常同期に極近い周波数の再生搬送波を得た後、CRGNを元に戻すことで正常同期を行うように構成する。
請求項(抜粋):
直交振幅変調方式ディジタル無線装置の復調に用いられるものであって、復調ベースバンド信号を識別してこれより位相誤差信号を得、制御信号に応じた発振周波数で発振して再生搬送波を得る発振手段にこの位相誤差信号を制御信号として与え発振制御すると共に、この再生搬送波は90°位相差を持たせて受信信号とそれぞれ混合することで復調ベースバンド信号を得る復調装置において、前記復調ベースバンド信号をもとに搬送波同期外れを監視し、搬送波同期外れが発生すると搬送波同期外れ警報信号を出力する監視手段と、前記復調ベースバンド信号をもとに復調した受信データの復調アイパターンを受信データの伝送速度の倍の速度でサンプリングし、このサンプリングしたデータの検出領域からデータの捩じれを検出して異常同期を検出する異常同期検出手段と、前記搬送波同期外れ警報信号が無く、異常同期が検出されると所定の時間、信号を発生する異常同期防止手段と、前記位相誤差信号と搬送波の周波数に近い基準搬送波周波数の信号を発振するための基準信号とを受け、通常は前記位相誤差信号を前記制御信号として選択し、前記異常同期防止手段の発生信号を受ける間、前記基準信号を前記制御信号として選択して前記発振手段に与える選択手段とを具備して構成することを特徴とする直交振幅変調方式ディジタル無線装置の復調装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 27/18
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平1-099351
  • 特開平3-139048
  • 特開平3-179955
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審査官引用 (6件)
  • 特開平1-099351
  • 特開平3-139048
  • 特開平3-179955
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