特許
J-GLOBAL ID:200903054270557030

標識試薬として有用なローダミンフルオロホア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-355808
公開番号(公開出願番号):特開2002-168867
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2002年06月14日
要約:
【要約】【課題】 アミノ酸、ペプチド、タンパク質、ヌクレオチド、オリゴヌクレオチド、または核酸を安定にかつ効率を低下させずに標識する蛍光発生化合物および組成物であって、当該標識を安価にかつ便利に行い得る当該蛍光発生化合物および組成物を提供する。【解決手段】 ローダミンに基づく蛍光色素を誘導し、適当な波長の光で励起する蛍光を発する標識結合体を形成する。特に好ましい実施態様は、ある単一異性体ローダミンホスホラミダイトである。これらローダミンホスホラアミダイトによって、固体相法によるローダミン標識化合物の合成の効率が促進される。本発明の結合体実施態様は、3-位カルボン酸から誘導された、十分に置換されたアミド連結を有するため、非蛍光ラクタムへの変換を防ぐ。
請求項(抜粋):
蛍光性検出用の有機化合物を標識する方法であって、式A【化1】[式中、R1およびR10は、単独で、水素またはハロゲンであり、R2、R5、R6およびR9は、単独で、ハロゲン、アルキル、カルボキシル、アミノアルキル、アルキルエーテル、アルキルチオエーテル、ハロゲンまたはアルコキシであり、R3、R4、R7およびR8は、単独で、ハロゲンであり、非置換かもしくは置換されたアルキル、カルボキシルアルキル、アミノアルキル、シクロアルキル、アリールであり、R2およびR3は、一体となって、3'炭素に結合する窒素原子に2'炭素原子を連結する2ないし5炭素原子をそれぞれ有するアルキル鎖であり、R9およびR8は、一体となって、6'炭素原子に結合する窒素原子に7'炭素原子を連結する2ないし5炭素原子を有するアルキル鎖であり、R4およびR5は、一体となって、3'炭素原子に結合する窒素原子に4'炭素原子を連結する2ないし5炭素原子をそれぞれ有するアルキルであり、R6およびR7は、一体となって、6'炭素原子に結合する窒素原子に5'炭素原子を連結する2ないし5炭素原子をそれぞれ有するアルキルであり、R3およびR4は、一体となって、炭素原子および窒素原子または酸素原子からの1つまたはそれ以上の異種原子からなり、主鎖中に5原子までを含むアルキルまたはアルキレン鎖を形成し、当該主鎖の両端結合手が3'炭素に結合する窒素原子に結合しており、R7およびR8は、一体となって、炭素原子および窒素原子または酸素原子からの1つまたはそれ以上の異種原子からなり、主鎖中に5原子までを含むアルキルまたはアルキレン鎖を形成し、当該主鎖の両端結合手が6'炭素に結合する窒素原子に結合しており、R11、R12、R13およびR14はそれぞれ水素またはハロゲンであって、式中、RaおよびRa'は非水素原子置換基であり、Raによりラクタム環形成に抵抗性が供与され、Ra'には誘導体と反応性のある基が含まれ、そして、標識された有機化合物とフルオロホアを、フルオロホアのRa'基を介し結合させ、生じた結合体は、決定された波長の光による励起によって蛍光を発する。]により示される構造を有するフルオロホアを供することを含む方法。
IPC (4件):
G01N 33/533 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/68
FI (4件):
G01N 33/533 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/68 A ,  C12N 15/00 A
Fターム (12件):
4B024AA11 ,  4B024CA04 ,  4B024FA10 ,  4B024HA20 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ10 ,  4B063QR41 ,  4B063QR58 ,  4B063QS03 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (1件)

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