特許
J-GLOBAL ID:200903054273057585
海底ガスハイドレート分解システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318848
公開番号(公開出願番号):特開平9-158662
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 海底ガスハイドレート層からガスを採取するための具体的方策が不明であった。【解決手段】 暖かい海水を導入する海水配管5、これをメタンハイドレート層2へ投入するポンプ9、ポンプ9の動力源となる深海原子炉10、この廃熱を海水配管5に注入する小配管12、分解されたガスを地上に導くガス配管13、これに熱を加えて分解を完全にするための小配管15、分解された水22を層2の外に排出する排水ライン21を持つ。海水配管5はロープ巻取装置24で伸縮させる。海面付近の暖かい海水が原子炉の廃熱によってさらに加熱されるため、メタンハイドレート層の分解が容易となる。
請求項(抜粋):
海底ガスハイドレート層付近の海水よりも温度の高い海水を海底ガスハイドレート層まで導いてこれに注入する注入手段と、注入された海水に暖められることによって分解されたガスを海底ガスハイドレート層の外に引き出す排出手段と、を有し、前記注入手段の動力源として深海原子炉を使用するとともに、この深海原子炉から生じる熱によって前記温度の高い海水の温度をさらに上昇をさせた後、これを海底ガスハイドレート層に注入することを特徴とする海底ガスハイドレート分解システム。
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