特許
J-GLOBAL ID:200903054275405637
ポリアセン誘導体及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 浩 (外5名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001001479
公開番号(公開出願番号):WO2001-064611
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】本発明は、下記式(I)で示されるポリアセン誘導体、及び、ポリヒドロ体からの前記ポリアセン誘導体の製造方法、前記ポリアセン誘導体を含む導電材料を提供するものであり、(式中、R1〜R10等は、水素原子;炭化水素基;アルコキシ基;であり、A1及びA2は、水素原子;ハロゲン原子;炭化水素基;アルコキシ基;シアノ基等であり、nは、1以上の整数である。R6及びR7は、環を形成してもよい。)、本発明のポリアセン誘導体の製造方法によれば、ポリアセンの任意の炭素原子に任意の置換基を導入し、縮合している芳香族環の数を増大することができる。
請求項(抜粋):
下記式(I)で示されることを特徴とするポリアセン誘導体。(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9及びR10は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、水素原子;置換基を有していてもよいC1〜C40炭化水素基;置換基を有していてもよいC1〜C40アルコキシ基;置換基を有していてもよいC6〜C40アリールオキシ基;置換基を有していてもよいアミノ基;水酸基又は置換基を有していてもよいシリル基であり、但し、R6及びR7は、互いに架橋してC4〜C40飽和又は不飽和環を形成してもよく、前記飽和又は不飽和環は、酸素原子、硫黄原子、又は式-N(R11)-で示される基(式中、R11は水素原子又は炭化水素基である。)で中断されていてもよく、かつ、置換基を有していてもよく; A1及びA2は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、水素原子;ハロゲン原子;置換基を有していてもよいC1〜C40炭化水素基;置換基を有していてもよいC1〜C40アルコキシ基;置換基を有していてもよいC6〜C40アリールオキシ基;置換基を有していてもよいC7〜C40アルキルアリールオキシ基;置換基を有していてもよいC2〜C40アルコキシカルボニル基;置換基を有していてもよいC7〜C40アリールオキシカルボニル基;シアノ基(-CN);カルバモイル基(-C(=O)NH2);ハロホルミル基(-C(=O)-X、式中、Xはハロゲン原子を示す。);ホルミル基(-C(=O)-H);イソシアノ基;イソシアナト基;チオシアナト基又はチオイソシアナト基であり、但し、A1及びA2は、互いに架橋して、式-C(=O)-B-C(=O)-で示される環を形成してもよく(式中、Bは、酸素原子又は式-N(B1)-で示される基(式中、B1は、水素原子、C1〜C40炭化水素基、又は、ハロゲン原子である)である)、 nは、1以上の整数である、 但し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、A1及びA2が全て水素原子である場合を除き、 nが1である場合には、少なくともR1、R2、R4及びR9が水素原子以外の基であるか、又は少なくともR3、R5、R8及びR10が水素原子以外の基であり、 かつ、以下の(a)、(b)、(c)及び(d)の場合を除き、(a)R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、A1及びA2が全てメチル基である場合、(b)R3、R4、R9及びR10が全て置換基を有していてもよいアリール基である場合、(c)R1、R2、R4及びR9が全てアルコキシ基又はアリールオキシ基であり、かつ、R3、R5、R6、R7、R8、R10、A1及びA2が全て水素原子である場合、(d)R3、R5、R8及びR10が全てアルコキシ基又はアリールオキシ基であり、かつ、R1、R2、R4、R6、R7、R9、A1及びA2が全て水素原子である場合、 また、nが2である場合には、以下の(a’)、(b’)、(c’)及び(d’)の場合を除く。(a’)下記式(Ia)で示されるペンタセン誘導体であって、 R1、R2、R3、R4、R5a、R5b、R6、R7、R8a、R8b、R9、R10、A1及びA2が全てメチル基である、又は、R1、R2、R3、R4、R5a、R5b、R8a、R8b、R9及びR10が全て水素原子であり、かつ、R6、R7、A1及びA2の1つ以上がアリール基である、又は、R1、R2、R3、R4、R5a、R5b、R6、R7、R8a、R8b、R9、R10、A1及びA2の1つ以上がジアリールアミン基である場合、(b’)下記式(Ib)で示されるペンタセン誘導体であって、 R1、R2、R5b及びR8bが全てアルコキシ基又はアリールオキシ基である場合、(c’)下記式(Ic)で示されるペンタセン誘導体であって、 R3、R5a、R8a及びR10の2つ以上がアリール基又はアリールアルキニル基であるか、R3、R5a、R8a及びR10の1つ以上がアリールアルケニル基であるか、又は、R3、R5a、R8a及びR10が全てアルコキシ基又はアリールオキシ基である場合、(d’)下記式(Id)で示されるペンタセン誘導体であって、 R4及びR9が水素原子、炭化水素基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子又は水酸基である場合。)
IPC (8件):
C07C 69/76
, C07C 5/367
, C07C 15/38
, C07C 17/35
, C07C 17/357
, C07C 25/22
, C07C 67/317
, C07B 61/00 300
FI (8件):
C07C 69/76 A
, C07C 5/367
, C07C 15/38
, C07C 17/35
, C07C 17/357
, C07C 25/22
, C07C 67/317
, C07B 61/00 300
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